11.ぽっぽと渋ハルとオフ会…5 ページ29
『渋ハル酒弱そうだけどねwww』
き「いやそれがね、いっちばん強いのハルさんなのよ」
『えまじで?』
渋「僕結構飲めるよ」
『でもわたしクライナー17本いけるかも。』
き「お!?ww」
渋「大きくでたぞ!?w」
『ねぇ恋バナしようよ恋バナ!最高の酒のつまみでしょこれ!』
渋「女子のノリきたーw」
……その後は、だるまさん以外にもいろんな人がコメントに現れたり、discoの通話がきたりですごく盛り上がり、結局配信を終えた後も夜中の2時まで飲み続けた。さすがにわたしも寝落ちしそうになったけど、渋ハルに迷惑かけるわけにはいかないと思い、タクシーを呼んで帰ることにした。
『ふたりとも今日はありがとー!めちゃくちゃ楽しかった!』
渋「大丈夫ー?帰れるー?」
『タクシー乗ってれば着くから大丈夫〜』
き「俺も一緒に乗るからねー」
『え、まじでー?ぽっぽ優しいねぇ』
渋「ぽっぽ、ジャンヌのこと頼んだよ!」
き「はーい。じゃーねー」
『ぽっぽほんとに送ってくれるのー?家遠くない?』
き「大丈夫大丈夫。てかそもそもハルさんの家からそんな遠くないんだね、ジャンヌの家」
『タクシーだと割と近いかも…やっべー寝そう』
き「起きて〜寝たら最後だぞ〜w」
タクシーの揺れで吐きそうになりながらぽっぽと会話をするけど、純粋に眠すぎて目を開けてられない。
ぽっぽに頬をぺたぺたと叩かれ、なんとか意識を保つ。髪の毛も乱れていたようで、優しい手つきで手櫛をかけてくれた。
き「ジャンヌ、俺だからいいけど、変な男の前でそんな眠そうにしてたら襲われちゃうよ?」
『んー、大丈夫、ぽっぽの前だからこんな家みたいなくつろぎ方してる』
き「ならいいけどw」
『ぽっぽもさー、誰にでもこんな優しくしてたら女の子が勘違いしちゃうよー?』
き「大丈夫、ジャンヌのことはガチで友達としてしかみてない」
『まじでその言葉安心するわーw』
き「でしょ?w」
ぽっぽのこういうところが好きだ。
ふたりで笑っていると、ぽっぽはスマホを見てあ、と声を上げた。
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宇蘭(プロフ) - HRNさん» HRNさん ありがとうございます♪励みになります!更新頑張りますので、もう少々お待ちください♪ (2023年3月14日 19時) (レス) id: ed273fce11 (このIDを非表示/違反報告)
HRN - 本当に共感できる内容で素敵な小説でした❣続き楽しみにしてます! (2023年3月13日 19時) (レス) id: 0ac97815cb (このIDを非表示/違反報告)
宇蘭(プロフ) - マヨネーズさん» マヨネーズさん!こちらこそありがとうございます!!わたしも書きながらキュンキュンしました。wがんばります!! (2023年2月11日 2時) (レス) id: ed273fce11 (このIDを非表示/違反報告)
マヨネーズ(プロフ) - とても好みの小説でめっちゃキュンキュンしました…!素敵な小説をありがとうございます!これからも楽しみにしてます!! (2023年2月9日 23時) (レス) @page49 id: 7e7652eaca (このIDを非表示/違反報告)
宇蘭(プロフ) - 金成さん» ご指摘ありがとうございます。すぐに修正しました。 (2023年2月8日 15時) (レス) id: ed273fce11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宇蘭 | 作成日時:2023年2月7日 1時