Code-暗号解読-【さとみ×ころん】

　19文字目 ページ19

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「何でその言葉知ってるの…？」





『え？』





おどおどと私に問い掛けるのは変わらず青い髪の彼。





言葉…？





『第五人格のこと…？』





「うん！」





は、はぁ…？
と、思わず軽く反論出来そうなくらい私の頭は困惑している。

第五人格って…何かのゲームの名前でしょ？





あれ、何かのゲームの名前って…何だろう？

あれ？





『いっ…！？』





「Aっ！？」





キーンと耳鳴りがした後、さっき感じたよりも倍の酷い頭痛がよぎった。

その後は止まらない体力的に辛い過呼吸が重なって来た。





凄く、痛くて





凄く、不安で





凄く、怖い。





『っ〜…』





倒れそうになった時、意地でも倒れないようにと踏ん張った。

ここで倒れていちゃ私は彼等を守ることが出来ないから、と。









あの時、

映画のワンシーンのように思い出が記憶が目の前を渡った。





私の味方で私を沢山愛してくれていたリスナーの皆。

でも彼女達も彼等も。





思春期真っ盛りの時代を共に歩んだ同級生の皆。

でもあの子達も。





私を見守り叱って誰よりも愛してくれた親。

でもその家族も。





『みぃーっんな、消えちゃったんだ。』









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二日に一回の更新に変えたいと思います。ご理解のご協力宜しくお願い致します…

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