Code-暗号解読-【さとみ×ころん】

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『ただいまー。…また基地が変わったっていう噂流れてたよ』





ハンターに見つからずに帰れたことにホッと胸を撫でながら部屋を見渡す。





「はあ？また居場所移動しないとなの？面倒だわ…」






「ころんの家快適なのにな」





ダルそうに洗濯をして愚痴を吐くころんに掃除をしていたさとみ。





ちなみに私は外の掲示板と無料配布の新聞を見取りに行ってきた。

不定期に政府がサバイバーが居て良い範囲を変えるもんだから引っ越しは付き物だ。面倒だけどね。





『後、ハンターが100人ぐらい増えたらしいよ？怖いわな』





「いやそれを言ったら僕ら全員ハンターじゃん」





はあ？本当にころんは酷いわ。

バッグから拾ってきた銃を出すと１つ引きガネを引いてみた。





『ごめん、壁壊れたわ』





天井に打つと弾は強力過ぎたのか壁の塗装がバラバラと落ちてきた。

まぁ、引っ越すし良いよね





「はあ！？この家移動出来るんだから壊されちゃ困るよ！馬鹿！」





『マジか、ごめん』





ポカポカと小さく作った拳で私を叩いてくるころん。
何か子供に見えてしまう所が多少、いや凄くある。

言ったら怒られるんだろうけどね





『ま、私直せるから！ほら私治療魔法だし多少の工事出来るから！』





「ほんとに？」





『もち』





「絶対の絶対だからね！分かった！？」





『分かったよ！！！』





結論 A、逆ギレ。









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