反省会《コナン》 ページ8
皆それぞれに、席に座った様だ。
やけに静かだな………
なんて、思って蘭達の方へ目を向けると
蘭達も、少年が気になるみたいだ。
「 なんか、皆真剣な顔ね 」
園子が、一人言の様に呟いた。
成る程。
確かに、皆真剣な表情で、ザ・男子と言う感じの茶髪の男の子の方を、見ている。
会議だろうか？
あ、女の子が、ノートを開いてシャーペンを握っている。
やっぱり. . . . . .
「 じゃあ、今から反省会を始める 」
随分、大きな声を出すのだな、と皆が思った。
堂々と発言する所を見ると、この子がリーダーだろうか。
所が、どのメンバーもガックリと項垂れて、イヤダと言う様な雰囲気を漂わせている。
その様子を見ると、その会議とやらは、初めてでも無く、然程面白い訳でも無いようだ。
一体、どんな会議なのだろうか。
興味が湧くのが、自分でも良く分かった。
でも、俺は探偵だからしょうがないのだ。
「 俺たち、KZは、２３件もの事件を、解いてきた。
その事件は、俺らにとって、とても刺激的で成長に繋がる、素晴らしい物だろう。 」
………。
「 凄い、話し方だなー 」
世良が、驚いた様に呟いた。
世良の言う通り、随分格好付けた言い方だな。
「 おい、バカ武。変に勿体振るな。さっさと、議題を言え。
どうせ、大した事無いんだから 」
へー、その少年はバカ武と言うのか........
妙な名前だな。
女の子が、手を上げた。
「 上杉君の言う通り、早く言ってよ。 」
じゃ、さっきの男の子は、上杉という訳だな。
段々、メンバーが解ってきたな。
その、バカ武とやらは、皆の視線を集めて、心なしか顔が綻んでいる様だ。
成る程。
確かに、バカそうだ。
「 そうだな。じゃ、単刀直入に言おうでは無いか。
なんで、なんでなんでなんで、
俺たちは目立てないんだーーー！ 」
ズルっ
俺は、思わず椅子からずり落ちそうになった。
余りにも、単刀直入過ぎて。
「 だから、それはリーダーがそう言う運だからでしょ 」
金髪の少年が、笑いながら言った。
「 そうだな、美門の言う通りだぜ？ 」
直ぐ様、髪の長い少年が反応した。
よし、この少年は美門と言うのか。
「 美門、七鬼、発言は挙手をしてから言え 」
うんうん、良く分かってきたぞ、ナイスバカ武。
俺は思わず、顔が緩んでしまった。
いけない、いけない。
探偵癖が出てしまった。
それから、反省会が始まった。
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美月(プロフ) - ♪黒羽愛帆♪さん» そんな……嬉しいお言葉、大感謝です！頑張ります(*^^*) (2018年1月20日 17時) (
レス) id: 8639838cd3 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 英子さん» そうですか？じゃあ、頑張ります(*^^*) (2018年1月20日 17時) (レス) id: 8639838cd3 (このIDを非表示/違反報告)
♪黒羽愛帆♪(プロフ) - 是非とも続編を作っていただきたいです！こんな素晴らしい作品、続編作らなかったら勿体無いです！ (2018年1月20日 15時) (レス) id: 65759810af (このIDを非表示/違反報告)
英子 - 私、続編作ってもイイと思うよ！これからもガンバー！ (2018年1月20日 14時) (レス) id: ee09e10f14 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 英子さん» いえいえそんな…皆さんが、お優しいだけですよ(*^^*)でも嬉しいです、ありがとう！ (2018年1月17日 15時) (レス) id: 8639838cd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2017年12月12日 15時
