不自然30 ページ39
暫くプカプカ浮かんでいると、遠くから車のエンジン音が聞こえた。
その音が消えると、今度は複数人の声。
ああ、夕日が沈む海でも見に来たのかな。
それなら私邪魔だよね。ごめんなさいね、今消えますよーっと。
陸に背を向け、少し沖の方まで泳いでいくと、
?「おいっ!!何してる!!」
聞き覚えのある大きい声が私を呼び止めた。
ついに幻聴まで聞こえるくらいになったの?ここまで来たらやばいな、自分。
その声を無視して泳いでいくと、また大きい声が聞こえた。
?「A!お前、死にたいのか!クソ馬鹿だな!」
止まらずにはいられなかった。
だって、クソなんて言う人、一人しか知らないから。
でも、私を追いかけてくるような人には思えないから。
泳ぐのを止めて恐る恐る後ろを振り返る。
と、そこに居たのは
「み、んな…?」
仁王立ちの系くん、泣き崩れるミコトと夕子、どこかへ電話をかける六郎。
「ど、どうしてここに…」
中「早くこっちに来い!そのままで居たら流されるぞ!」
嫌、このまま戻るなんて出来ない。
首を振って、また陸に背を向ける。
すると、目の前に大きな波が。
中「っおい!A!!!」
493人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (9月18日 14時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - 楽しみに待ってます(^^♪頑張って下さい!! (2018年8月4日 17時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
リバシィ(プロフ) - Yuriさん» ああ有難うございます( ; ; )もう少し更新できそうなのでもう少々お待ちくださいませ…! (2018年8月3日 0時) (レス) id: f935d442e4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませて頂いています。更新、楽しみにしています! (2018年8月1日 18時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
ソニア(プロフ) - リリーさん» 有難うございます!亀更新に拍車をかけてなかなか更新してませんでしたが、気長に待っていただけると有難いです…! (2018年5月28日 19時) (レス) id: f3130aacba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リバシィ | 作成日時:2018年2月23日 1時