もっと優しくしてください江口さん！3

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チュンチュンとスズメが鳴く声で目を覚ました
あれ…？私昨日江口さんと…





昨日の事を思い出してガバッと体を起こした
やばい。あれから記憶がない。








江口「起きた？」






隣を見ると不機嫌そうな顔をしている江口さんが横になって私を見つめていた






貴方「おはようございま〜す…」






恐る恐る挨拶をすると腕を引かれて江口さんが私に馬乗りの状態になった
あ、怒ってる。完全に怒ってる







貴方「ご、ごめんなさい！私昨日何かしちゃいました？眠っちゃったみたいで記憶が…」



江口「"何かしちゃった" じゃなくて "何もしなかった"が正しいね」







そっか…昨日最後までできなかったんだ…
私が寝たせいで((








江口「あれだけしたいって言っておいて途中で寝るなんてね〜？」


貴方「すみません…」


江口「俺生殺し状態で一睡も出来なかったんだけど？」


貴方「ははは…」


江口「今日仕事は？」


貴方「…休みですけど…」


江口「そっか、俺も休みだよ」






待って、なんだろう。
良く分からないけど物凄く嫌な予感がする
私の全細胞が逃げろって言ってる







江口「Aちゃんがしたかった事いっぱい出来るね」







そう言って笑う江口さんを見て昨日寝てしまった自分を殴りたくなった









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