もっと優しくしてください江口さん！3

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江口side









家に帰りとりあえず水を飲ませようと思い用意をしているといつまでたっても中に入ってこないAちゃんに不思議に思い玄関を覗くとボーッと突っ立っていた






江口「Aちゃーん？」




名前を呼ぶと両手を広げてジーッと俺の事を見つめてきた
そんな彼女を可愛いと思いクスッと笑って抱き上げた





江口「も〜抱っこしないとダメ〜？」


貴方「ダメだよ〜もう〜！」





え〜怒られちゃったよ笑


プンプンしている彼女をベッドに寝かせてあげると今度はキスをせがんできた


どうしても意地悪をしたくなってしまう俺は皆が言う通りこじらせてるんだと思う







江口「なーに？」


貴方「いっぱいチューするって言った」


江口「うん。いっぱいしていいよ？」






なんて言うとムスッとした顔をする彼女が可愛すぎて思わず抱きしめた






江口「ごめんごめん笑 どこにして欲しいの」


貴方「口、口にいっぱいして」







触れるだけのキスをすれば嬉しそうに応じてくれた


彼女の体をゆっくり押し倒して唇を離し首筋に移動しようとしたら突然叫び出した






貴方「やあーーーーーー！！何で離すの！！！」





どうやら唇を離した事にご立腹らしい







江口「え〜じゃあ今日しないの？」


貴方「ちゅーしたいです！」


江口「俺今日頑張ったのにおあずけ〜？ショックだわ〜」


貴方「ちゅーができます！」








チューがしたいと一点張りの彼女
……はあ…後で抜くか




ガッカリしながらも彼女に唇を重ねた







Aちゃんは酔うと異常に甘えてくる



とにかく子供みたいな事するし



たまにタメ語になるし



こうして気の済むまでキスをしてあげないと怒る





俺にキス好きだろって馬鹿にしてきたけど実際Aちゃんの方が好きだよね、なんて思ったのは秘密







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