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「どうしたの？急に！」
兄「いや、元気かなって思って！！コレ」
いい酒社長にもらってさ〜とすでに何杯か飲んでいる様子の兄が酒とつまみを片手にやってきた
久しぶりの再会だけど兄なので気を遣うこともない
お互い広臣と亜嵐の事には暗黙の了解で触れはしないけど
それ以外は言いたい放題だった
兄の美容室は未だに有名店でどんどんチェーン店が増え順調らしい
私の近状を聞かれた時には
アルコール度数の高いものばかりを水のように飲んでいたから
意識がはっきりしていなかったから
兄に隆二とのことを包み隠さず話していたらしい
すると兄は
兄「なぁ〜公園いかね？」
酔っていたはずなのに、思い出のサクラの公園に着くころにはあまりの真冬の寒さに酔いも醒めてきた
昔懐かしいサクラの前のベンチに２人で座る
大きな存在感のサクラの木の横にまだ小さいけど、しっかり育っているもう１つのサクラの木があった
そう私が亜嵐を産んだ日に兄が植えてくれたもの
「あれ植えてくれたの敬浩くんなんでしょ？」
兄「え？」
なんで知ってるのかビックリしたような顔をしたあと
兄「なんだバレちゃってたんだ！」
くしゃっとエクボ全開で微笑んだ
「たまにね。見に来てたんだ…敬浩くんが考えてくれてた通り
これみると亜嵐はちゃんと成長してる気がして
私も頑張ろうと思えるんだ。
ありがとう」
兄「ん…アイツらもちゃんと育ってる
だからAもそろそろ幸せになってもいいんじゃねぇの？」
「……」
兄「隆二本気だと思うけど」
「秋奈ちゃん亡くなってまだ１年半も経ってないんだよ？」
兄「時間は関係ない。
気持ちがあればいんじゃない？
隆二なんてずっと知ってるヤツなんだし心配することないだろ？」
「今回の同居話は剛典くんが言ったからだよ…」
兄「剛典が言っただけでさ、隆二俺に挨拶こねーだろ？」
「え？挨拶？」
兄「うん、来たよ。
今週頭かな？Aと一緒に住むから許可くれって
スーツなんか着ちゃってさ」
そ、そんなことしてたんだ
尚更ちゃんと考えて答えないと
兄「どうせ考えて答えだそうとしてんだろ？
もういいじゃん！飛び込んでいけば！何も考えずに本能のままに突き進め！」
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あおのすけ(プロフ) - にじさん» コメありがとうございます。一気読みお疲れ様でした。ダラダラとここまで来てしまいましたが、話が進むごとに全員に感情移入してしまい、先が見えなくなってしまいました。笑 これからも右往左往しながら楽しんでいただける話がかけるよう頑張ります。 (2016年4月10日 11時) (
レス) id: 9e31513e66 (このIDを非表示/違反報告)
にじ(プロフ) - やばいです！シリーズ一気読みしてきましたが、朝から泣いてます(/ _ ; )文才が無いなんて…夢中になりすぎて、家事やる気出ません（爆笑）いいお話をありがとうございます(*^_^*) (2016年4月9日 9時) (レス) id: f04d52d4a0 (このIDを非表示/違反報告)
あおのすけ(プロフ) - NONAMEさん» コメありがとうございます。バンバン更新したいところではありますが、私に文才がなく、スラスラ書けないのでチマチマとした更新になってしまうかもしれませんが、こういったコメント頂けると俄然やる気が出ます。見捨てず、たまに覗きに来てください。 (2016年3月30日 19時) (レス) id: 9e31513e66 (このIDを非表示/違反報告)
NONAME(プロフ) - 続きを早く読みたいです！更新バンバンお願いします!!!!頑張ってください！ (2016年3月29日 11時) (レス) id: 8087238df6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおのすけ
| 作成日時：2016年2月28日 21時
