偏差値低めのJKに大正時代は無いって【鬼滅の刃】

第十話　「刀」 ページ10

あれからも私は何度か死にかけた。

もう血反吐吐く勢いだったよ。特に外周。

歩いたら回数を増やされる恐怖と闘いながら、呼吸をする度血の味がするまで脚を引きずって走った。

筋肉痛が半端じゃない。座るだけでも何してても痛い。

ただ梅子さんはマジもんのスパルタだけど合理的で、なんというかやりがいを感じる。時間厳守だし。そんでやり抜いたら褒めてくれる。うれぴ。


そんな怒涛の日々で3ヶ月という月日が経ち、徐々に基礎体力も出来上がってきた時にそれは来た。


「……刀！！？」

梅子「そう。今日からは鍛錬の内容に刀も追加するよ。」


鬼殺隊が主に武器として使用する刀がやって参りました。


梅子「さ、まず構えからだね。」

「うわ刀って感じでカッコイイ〜強そう！」

梅子「そうだね。でもカッコイイからこそ、扱いが難しいんだよ。」


そう言ってますが、梅子さんが振り回してる刀
ヒュンヒュンと風を切ってます。

よく自分で自分を間違えて切らないよね。
あそこまで慣れるのにどれくらいかかるんだろう。
私もヒュンヒュンしたい。カッコイイ。

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