第十一話 「自信」 ページ11
「あなんで避けるの!やだ避けないでよ!!」
梅子「避けなきゃ鍛錬にならんだろ。」
「いや間違いない!」
構えを習ったら次は突きの練習。
梅子さんに1回でも突いたら合格だけど軽々と交わしていく。余裕の笑み浮かべてんのがちょームカつくんだが!!
梅子「はい、不合格だけど突きは終わり。
次は素振り300回!」
「さ、さんびゃくっ!?」
梅子「減らすかい??」
「いいえ大丈夫ですぅ!!」
梅子さんの減らすかい?は、心配じゃなくて煽ってるだけ。
ここで減らしてと甘えても逆に増やされるだけだと理解してるから、こっちも強気でやらないと気がもたない。
梅子「ほら、もっと真っ直ぐ。」
「どうやって!?」
梅子「腕を真っ直ぐにして、振ると言うよりも放り投げる
感覚でやってみな。」
腕を真っ直ぐに……放り投げる……!
カランッ
「あ、やば」
梅子「実際に投げる奴がどこに居るんだい!」
「ごめんなさぁぁい!!」
放り投げる感覚って言われてイメージしてたのに
本当に放り投げちゃったよ。ごめんなさい。
多分わざとじゃないの。
駆け足で刀を取りに行って、また実践すると、ヒュンッ
と音を鳴らして刀を振り落とせた。
「え!出来た!!」
こんなに早く感覚掴めるなんて実は才能ある系だったり?
なんて自画自賛してる時間は束の間。
まるでバトミントンのラケットを振り下ろす時のような
音を鳴らし続ける事30回目。
梅子「その感覚でやってみな。私は洗濯してくるから少し外すけど、回数はちゃんと口に出してやるんだよ。」
「はい!!」
出来るってやっぱ嬉しいね。自信つくよ。
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練紅愛(プロフ) - 通りすがり人さん» ありがとうございます!主人公ちゃんは自分なりにがんばって精進しますのでこれからも見守ってあげてください!! (2019年8月27日 5時) (レス) id: f3cbd92521 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり人 - 主人公の嫌がるけど一生懸命なところがとても好きです!!たまに一人で考えてゆっくり進めているのが凄いなと思います!!(修行) (2019年8月21日 18時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
練紅愛(プロフ) - 棒人間さん» ありがとうございます…!!そんな事言われたらめちゃめちゃ頑張りますよ…!マギはジャーファル推してます!超大好きです! (2019年8月12日 16時) (レス) id: f3cbd92521 (このIDを非表示/違反報告)
棒人間 - ああ…何これ好き。設定が…話が…夢主が…私好みなんじゃ…すごく好きです。更新頑張って下さい!応援しています!それと名前からして、マギ知ってたりします? (2019年8月11日 17時) (レス) id: 804948c577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のん | 作者ホームページ:
作成日時:2019年8月2日 4時