第十一話:会議の続き ページ12
「私は行けます。死ぬ可能性もありますが大丈夫です❗これも任務の内ですし」
「俺も平気だ。いくら拷問を受けようが俺は構わないしヤバいと思ったら異能力を使って逃げるわ」
イトウと真琴がそう言うと少し悲しげに真琴を見たあと雪子はイトウと真琴に毒々しい小さな瓶と黒色の鈴を渡した。
「猛毒が入っているから危なくなったらその瓶を相手に投げつけて相手を殺すこと。
後、黒色の鈴をならせば派手な
「了解」
「わかりました!」
「一件落着かな」
「それでは詳しい任務内容を説明する」
「探偵社にイトウが先に依頼をするんだ。書類を取引先に渡すという依頼をね、その時に異能力を使って社内を怪しまれないように見渡して探偵社の社員名簿が正しいかどうかの確認をしてほしい。」
「了解しました」
「そしたら真琴は取引先の秘書として書類を受けとるんだその後は普通に解散だろうから雪子の鎹烏を呼んで戻ることを言うこと」
「後、護衛には雪華以外の者達でいくからなそのところの確認と決行日は明後日の昼頃することになっているから万全の状態で行けるようにしといてほしい」
「その他に質問がある者はいるか?」
「探偵社に顔バレしたら不味くね」
「何で雪華は一緒に護衛来ないんだ?」
そうマチオとロスが言うと真奈美はこいつ言うの忘れたなという目線を送ってきて雪華の飼い猫からは蔑んだ目線を送られてきた。
しょうがないだろう、私だって人間なんだから間違えることくらいは許してほしいだが今回は完全に私のミスなのでそこは認めようと思う
「あぁ…言うのを忘れていた。今回の任務ではイトウの異能力を使って真琴とイトウ自身の姿を変えてもらう」
私は続けて雪華の事を言おうとしたら先に雪華が説明を始めていた。
「それがね、私は今回ポートマフィアに接触する予定というか確実に行くことになっているゾム幹部とショッピさんとシャオロン幹部の姿を変えなきゃいけないから私は参加できないんだよね」
「あぁ…だから一緒に行けないんだ」
そう雪華言うと納得したようにロスが呟いて私はもうそろそろ会議を終了しようと思ったら窓付近の席に座っていた尊と棗が驚いたように窓の外を見ていた。
「どうした尊と棗?」
「輝石をあしらった額当てを着けている鴉とルージュの愛馬のシュヴァルツが喧嘩してる…」
「しかも両方とも傷がめっちゃある」
「嘘だろ!」
第十三話:鎹鴉VS愛馬の喧嘩の結果→←第十話:これより会議を始める
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作者名:豆腐野郎(元やつがれちゃん) | 作成日時:2019年7月2日 7時