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私は諦めて、震える唇を少しだけ開いた。

「……いい子だ」

錠剤の、硬い感触を唇に感じる。
口の中に落ちてきたそれを、少し躊躇った末に飲み込んだ。

「口開けてみせて」

言われた通りに口を開けると、彼は満足そうに笑う。

「よし、ちゃんと飲んだな」

彼は私の身体を押さえていた手を放して、私を解放した。
私はしばらくそのままぼんやりと横たわっていたが、やがて身体に違和感を覚え始めた。

……心臓が脈打つのを、何故かとても強く感じる。

「……っ、あ、」

そして、突然、息が出来なくなった。
私はもがいてソファから落ちた。

身体を強かにフローリングに打ちつけたが、その痛みよりも呼吸ができない辛さが勝る。

「……っ、う、ぅ」
「大丈夫か。危ないからベッドに行くか」

抱き上げられて、呼吸が出来るようになる。

「はぁ、はっ、……っ!!」

呼吸を整えようとして、また息が吸えなくなる。
それが繰り返される。

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Niko(プロフ) - フォローさせていただきました......!こちらこそよろしくお願いします! (8月20日 18時) (レス) id: f73d5be156 (このIDを非表示/違反報告)
餅屋(プロフ) - Nikoさん» 作りました!きっかけを頂きありがとうございます!ご負担になった場合はフォロー外して頂いて構いません。よろしくお願いします! (8月20日 15時) (レス) id: 51ef15773f (このIDを非表示/違反報告)
Niko(プロフ) - 返信ありがとうございます、嬉しくて泣きそうです!もしアカウントをお作りいただけるのでしたら本当に嬉しいです......! (8月20日 13時) (レス) id: f73d5be156 (このIDを非表示/違反報告)
餅屋(プロフ) - Nikoさん» 無視して頂いて大丈夫です。もし需要があるようでしたらアカウントを開設します。いつも作品を読んで頂いて本当にありがとうございます。 (8月20日 3時) (レス) id: 51ef15773f (このIDを非表示/違反報告)
餅屋(プロフ) - Nikoさん» 良いかと思います。ただ、最新の物語が一番好きでいらっしゃるという貴方のような奇特な性癖の方(すみません)を、正直に申し上げますと逃すのは惜しいため、新しくアカウントを開設した場合に繋がらせて頂くことは可能でしょうか?ご気分を害してしまったようでしたら (8月20日 3時) (レス) id: 51ef15773f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:餅屋 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年3月18日 18時

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