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4.なんだかんだ優しい上司たち ページ4

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てれくさくて言えないというのは、つまりは自分を大事にしているからだ。
( 太宰治より )







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グズグズといじけては、椅子にのの字を書いていたのなら、それを見兼ねたのか、ため息をつかれてしまうから、ビクッと肩を揺らす。








人影がして、見ないようにと、背を向けていたのなら、がしっと肩を掴まれては、振り向かせられた。








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竜胆「危険な恋だっていいだろ?」









「やです」








三途「我儘娘め」









「学生の恋愛がしたいんです」










九井「つってもあの時のオレら喧嘩しかしてねぇしなぁ」









「知識ならありますもん!」









蘭「アラサーが学生服とか本当に笑えねぇ」









「文句言うやつは殺せばいいんです」










鶴蝶「着たことがないから、少しドキドキするな」









「えへ、私も初めてですよ!お揃いですね!!」










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なんて、ニコニコしていたのなら、ワシャワシャと竜胆さんに頭を撫でられたと思えば、雑にダンボールを開封される。








正直、誰が何着そうなのかもわからなければ、合う合わないも分からないため、取り敢えず沢山買った、経費で。








九井さんは信じらんないって顔をしていた、お黙り。








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「この為に、机と椅子と黒板とか、それから理科室とか倉庫とかのセットもあります!!というか、作りました!学校の一部を!」








三途「誰だ甘やかしたの」








マイキー「いつもどら焼きの話してくれるからいいかなって」







「ちゃんと許可もらいましたもん。」







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なんて、三途さんにブイサインを向けながら言ったのなら、首領も無表情ながらだが、同じくブイサインをしたから









三途さんは文句をつけられなかった。









へへっ、ざまぁみろ!!!










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蘭「この歳になって学生服かぁ、まじかぁ、コスプレじゃん。オレは着たくないんだけどなぁ、着させる派」







「どうでもいいです、アラサーに夢見させてください」








竜胆「そのうち会社バージョンだの、芸能人バージョンだの言ってきたら、ぶっ殺すからな」








「えへ、えへへ、よくお分かりで」








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シュバッと出したのは竜胆さんが話していた系統の恋愛漫画。それを見たのなら、嫌そうな顔をされた。










なんだかんだやってくれる上司たちである。









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5.お着替えターーイム!!!→←3.学生時代の話に花咲かせないで



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ちょき。(プロフ) - 点滴ちゃん!(元不夜城)さん» 顔と声だけがいいから、それを最大に利用させてほしがっている主人公です!笑 そう言って貰えて嬉しいですありがとうございます!!!頑張ります! コメントありがとうございました!! (2021年11月28日 23時) (レス) id: 186429bef0 (このIDを非表示/違反報告)
点滴ちゃん!(元不夜城)(プロフ) - 夢主ちゃんの限界感が凄い好き❤!続きが楽しみです! (2021年11月26日 23時) (レス) @page7 id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょき。 | 作成日時:2021年11月26日 7時

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