新たな情報* ページ44
次々と料理名を言われ、彼のサポートにしたがって運んでいく。
無事にすべて終わったところでドアベルが鳴った。
「ただ今♪お、終わってるじゃないか。」
「おかえりなさい、今終わりました!」
バンさんのおかげでトラブルも回避できた。さすがベテランと言うべきか、営業中のトラブル回避方法は知っているようだ。
「さて、もうすぐ閉店だ、団ちょのところに戻れ♪」
「あ、はい、わかりました!」
私はゴウセルと一緒に店長さんのもとに。キングさんももうそこにいた。
「お疲れ様A。一つ足りなかったみたいだね。」
「あ、あのすみません、ちゃんと見てなかったみたいで。」
申し訳なく頭を下げると「いいよ、ほらまだ初めてだから」とバンさんとほぼ同じことを言って許してくれた。
初めてだからいい、というものなのだろうか。まー許しを得ることができたのでそれでいいとしよう。
「帽子亭閉店!」
店長さんのアイズがあり、小さいディアンヌさんも外から入って来た。
「みんなお疲れさん、さて今日はいい情報が入って来た。」
営業終わりのミーティング。いい情報と言うのに店長さんの顔が深刻だ。
「なんでしょうか、楽しみですが。」
「団長、どうかしたの?」
『いい情報とは思えないが。』
バンさんはみんなの夕食を作りながら話を聞いている。
「んー、昨日話したアークっているだろ?そいつは国のボスでなんとそいつがピオールガンを持ってるらしいんだ。」
「え!なんと、私が探しているあれですか?!」
「おー、それで?」
「いい話じゃねーか♪」
みんなは私も含めて喜んでいるけれど、店長さんは「でも」と話しを加えた。
「そいつを倒さなきゃピオールガンは手に入らない。けど人質がいるからなんとも言えないんだよな。」
「ようは、そいつをぶった押せば一件落着♪」
軽々しく言うバンさん。そんな簡単ではない気がする。店長さんの顔でわかる。
「オイラたち感づかれたら終わりかな、しばらくは気づかれないようにしないと。」
「ああ、Aの涙も注意しろ。護衛しながら毎日過ごすぞ。」
店長さんの気合が入る。私のためにみんなが頑張ってくれる。
だから、私も頑張らないといけないのに、何もできることがなくって。
「僕らは明日からどうするの?」
私はあまり外に出ないように言われた。営業は控えて明日からは様子見らしい。
どんなものか戦ったこともないから作戦も練らないといけないと。
「まーそんな感じ、ゴウセルAを頼むぞ。」
『了解。』
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ピース♪@PC破損中(プロフ) - ルナさん» うわー!なんと!ありがとうございます。あの…どこの部分でしょうか? (2018年8月1日 12時) (レス) id: 42eb3dfe3d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 回転じゃなくて開店だと思いますよ (2018年8月1日 12時) (レス) id: 27b92c5969 (このIDを非表示/違反報告)
、 - ルールも守れない、理解もできない人の作品には高評価はつかない (2018年3月6日 19時) (レス) id: eebce367fa (このIDを非表示/違反報告)
心の雨と虹の空@現在低浮上ぎみ(プロフ) - オリジナルフラグ、外してください。続編を作る前によく確認してから更新してください。 (2018年2月11日 12時) (レス) id: 469d2368ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピース♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yu0828na/
作成日時:2018年2月11日 12時