手がかりなし* ページ34
活躍しているのはバンだけではない。
もちろんAもこっそり後ろでサポートしているし、ゴウセルも神器なんて使わずとも簡単に部下を追い込んでいる。
「サンフラワー!」
「ぐわっ!止められない…だと?」
「アーク様に報告だぁ!」
「だめだ、まだ引けないっ!女を連れて帰るのが目標だ!」
Aを力ずくでも奪おうと部下たち奮闘中!
『Aは渡すわけにはいかないので。』
「”毒の手(ポイズンハンド)”!」
サポート役といっても、戦闘だってふつうにできる。
ポイズンハンドなんて中でもとても便利な技だ。振れるだけで猛毒にできたりする。
運が良ければそのまんま気絶させてどこかに投げることだって…。
「ナイス!A!」
「お前やっる〜♪」
『Aの戦闘はあまり見たことないな。』
「撤退するぞ!俺らが死ぬ!」
「ちっ、おもしろくねーよな。」
部下たち即時撤退!
七つの大罪に圧倒されたようだけど、次来るときはパワーが上がっているかも。
「…どっと疲れがきました。」
「俺も残飯ほしい!」
「師匠は何もしてないだろ♪」
「ひでー!走った!お前らのせいでな!」
「ホークさん落ち着きましょう。」
どうしても残飯がほしいようなので、バンがちょっと遅めの昼食を作った。
「バンさんの料理って美味しいですよね。」
「一応この店のマスターは俺だけどな。」
「団ちょが作った料理は最高に♪」
バンのにあけ、ディアンヌは呆れている。
「た、食べれます!めりおだす様だって調子がいいときありますよ!」
「たぶん…」とこっそり心の中で呟くエリザベス。
「まーまーいいじゃねーか、料理版はバンなんだからよ、俺のことは気にせず〜。」
「なぜに笑ってるの、団長は。」
あんまり状況が見えていないAは無言の昼食を終えた。
『よく、わからない。』
同じくゴウセルも状況が見えていなかったらしい。首を傾げながら会話を聞いている。
「うまかったぜ!ざんぱーん!」
「天才♪」
自分で褒めながら食器を洗いだすバン。
まーそれにはみんなスルーのようだ。
「ところでよ、ピオールガンってどんな石なんだ?」
「う〜ん、私も言われてきただけなので知らないんですよ。」
まったく手がかりなしの七つの大罪一向。
形も色もどこにあるかももちろんわからないままで、国名と場所だけでここにたどり着いた。
「さてさてさーて、どうしたものかね。」
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ピース♪@PC破損中(プロフ) - ルナさん» うわー!なんと!ありがとうございます。あの…どこの部分でしょうか? (2018年8月1日 12時) (レス) id: 42eb3dfe3d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 回転じゃなくて開店だと思いますよ (2018年8月1日 12時) (レス) id: 27b92c5969 (このIDを非表示/違反報告)
、 - ルールも守れない、理解もできない人の作品には高評価はつかない (2018年3月6日 19時) (レス) id: eebce367fa (このIDを非表示/違反報告)
心の雨と虹の空@現在低浮上ぎみ(プロフ) - オリジナルフラグ、外してください。続編を作る前によく確認してから更新してください。 (2018年2月11日 12時) (レス) id: 469d2368ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピース♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yu0828na/
作成日時:2018年2月11日 12時