[王馬 小吉]常識を殺せ[男主]

作戦会議2 ページ28

外に出ると空はまだ明るかった


天「結構長時間あそこにいたと思ったんすけど、それ程じゃなかったみたいっすね」


「だねー。まぁでも流石に今日は誰も探索なんてしないんじゃないかな」



呑気に話しながら寄宿舎に向かうと


王馬くんが仁王立ちしていた




王「遅いよ2人ともー」


天「ははっ、すみませんっす。今鍵開けるんでちょっと待って下さいっす」








−−−−−−−−
(天海の部屋)


天「…それで２人に集まってもらった理由なんすけど、理由は２つあって、１つは今後の動きについて話し合おうと思ったからっす」


「確かに…隠し扉のこともあるし今後の動きは決めておいた方がよさそうだね」


王「で、もう１つは？」





天「…これを見て欲しいっす」



彼が取り出したのはモノパッド


「モノパッド？俺たちのと別に変わらないと思うけど…？」



天「確かにこれは皆と同じモノパッドっすよ。…本命はこっちっす。中も見てください」



そう言って、彼はもう一つパッドを取り出した


そのパッドを起動すると、そこにはこの才囚学園のマップが載っていた







−まだ解放されていない場所さえも



王「どういうこと？天海ちゃんだけ２個パッド持ってるのも謎だけどこのマップは…ここなんて瓦礫しかなかったよね？部屋があるようには見えなかったよ？」


「…そういえば前にモノクマーズがこの学園はまだ工事中って言ってたから、それと関係しているんじゃないかな？今後増えていくとか…ただ、どうして天海くんに渡されているんだろう…思い出せない才能と関係しているのかもしれないね」


王馬くんと一緒に考察していると








天「…2人とも、俺を疑わないんすね」



天海くんが突然そう言った

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