[王馬 小吉]常識を殺せ[男主]

夜時間 ページ18

チャイムの後、モニターにモノクマが映し出される



モノクマ「オマエラ、夜時間です。校則にも書いてあるけど夜時間の間は体育館と食堂は封鎖されます。大人しく寄宿舎で寝ることをオススメするよ！」



そう言ってモニターは消えた



俺たちは図書室を出て１度食堂前に皆で集まったが、モノクマが言っていたように封鎖されているため明日の朝報告し合うことになり、その日は解散となった




色々なことがありすぎて１日がすごく長く感じた




明日からどうしようと考えながら寄宿舎に向かっていると、ふいに天海くんが足を止めて俺と王馬くんを呼び止めた



天「あの、明日俺の部屋で作戦会議しないっすか？
それに、２人に見てもらいたいものがあって…」





真剣な表情でそう言う天海くん





「(もしかして…あのことを…？)俺は構わないよ。王馬くんは？」



王「オレもいいよー。にしても天海ちゃんってばいきなり部屋にだなんて大胆だね！」







天「ははっお望みならやってもいいんすよ？」


目が笑ってないよ天海くん…




王「や、やだなー冗談だよ冗談！じゃあオレ部屋戻るねー！」


危険を察知したのか逃げるように部屋に入る王馬くん




天「王馬くんは面白いっすねー。
じゃあ俺もここで、おやすみなさいっす」



「うん、おやすみ」



天海くんと別れ、自分のプレートが貼ってある部屋に入り、すぐさまベッドにダイブする






今日のことを振り返って、自分が本当にダンガンロンパの世界に来たんだということを今更ながらに実感する



「(まさか初っ端から王馬くんと協力することになるとはなぁ…)」



驚きの展開ばかりでボロが出ないか正直気が気じゃない






「…」



俺はベッドから起き上がり、他に気付かれないように外に出た

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