【ツイステ】暗殺者だけど？ (ページ33)

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―――主 side

何故か２人には昔からバレてしまうのだが、コイツらなら別にバレても構わないから気にしない

今はとにかく眠りたい…コイツらと一緒に…

カ「ジャミル、そろそろ寝ようぜ？ナツメも眠そうだし」

ジャ「そうだな、そうするか。お疲れ様ナツメ(なで)」

主「ん…、ああ…ありがとう」

眠くても、長年の習慣は身体に染み付いている為消えないが、少しでも長くコイツらと一緒に眠れるのなら俺は何だって良かった

朝日が登る少し前に目が覚め身体を起こす

これはいつもの事なのでもう慣れてるから、ベッドから降りて一旦部屋に戻り制服に着替えまたジャミルの部屋に戻る

本当は飯を作れたら良いんだけど、俺は破滅的に料理が出来ない(汗)

何回ジャミルの怒りを買いキッチンの立ち入りを禁止にされた事か…。カリムと一緒に何か作っても、爆発するしダークマターが出来上がるしで…料理、上手くなりたいなぁ

ーーーガチャッ

主「起きてるか〜？」

ジャ「おはようナツメ」

カ「おはよー！」

主「おう、おはよう。コイツの支度は俺がするから朝飯頼んだ」

ジャ「分かった。それじゃあ、カリムをよろしく頼む」

カ「お？今日はナツメがしてくれんのか！嬉しいなぁ」

主「おら、嬉しいのは分かったから大人しくしろ。化粧が出来ねぇだろ」

カ「おう！」

カリムの化粧とターバンを巻いて…まぁ、ちゃんと巻き方も教えながら巻いたからコイツが忘れなければ上手く巻けるようになる筈

そして、ジャミルの作った朝食を食べて…あ、これ美味い。俺の好きなアボカドが入ってる

２人が微笑ましそうに俺の事を見てるなんて気付かず、そのまま朝食を終えれば鞄を持って学校へと向かう

メインストリートを３人で歩いてる時、ガタイのいい生徒数人が俺達の前に立ちはだかる

「お前、ナファール家なんだろ？」

「ちょっと俺達に付き合えよ」

主「……」

「おい無視か？先輩を無視するとはいい度胸してんな」

ジャ「はぁ…、誰に喧嘩を売ってるのか分かっているのかアイツら…」

カ「う〜ん…、止めた方がいいのか？」

ジャ「いや、一度痛い目を見た方がいいだろ」

カ「そっか！それもそうだな！」

カリムとジャミルが少し離れた場所で何かを話してるが俺は敢えて気にせず、目の前の連中に集中する事にした

瞬時に相手を地面に叩き付けた後、ナイフを取り出し目に刺すギリギリのところで先端を止める

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