【ツイステ】暗殺者だけど？ (ページ20)

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―――主 side

リ「ほう？ますます面白い、わしらの城へ招待してやろう。そこでお主の話を聞かせてくれぬか？」

主「あー、構わねぇけど…」

リ「うむ、では参ろう」

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あのさ、何でこうなった？

リ「それで？その後お主はどうしたのじゃ？」

主「あー、そこからこう…ゴキッと…」

マ「ほう…そんなに簡単にいくものなのか」

主「感心しちゃダメだからなマレウス」

シ「是非、俺に剣術を教えてくれ！」

セ「僕にも教えてくれないか！」

主「うん、取り敢えず落ち着けお前ら」

なんだ…なんなんだ…？

リリアに案内された城は、あのマレウス・ドラコニアの住む城だった。しかも、親父殿とシルバーやセベクが言うもんだから…コイツの実年齢はいくつだよ(汗)

紹介されたマレウスだってなんつーか…可愛いというか、その…純粋？

高貴な振る舞いをしてるけど、本当は寂しがり屋で楽しい事が好きな男性だ

心は純粋だし、照れ屋だし、意外と挑発に乗りやすくて、怒る時はちゃんと怒れる

まぁ、魔力量はマレウスが上だが…魔法を使わないでの戦いでは俺が勝った

リリアとも剣術で対決し、なんと互角の戦いをしていたらしい

それからというもの、セベクやシルバーから剣術を教えて欲しいとせがまれ、リリアとは料理をして、マレウスの話し相手と魔法のコントロールを教えてもらった

ーーー『２年後』

『茨の谷』で残りの時間を過ごし、俺はカリムとジャミルが待つ『熱砂の国』に帰る事に

途中までリリアが送ってくれるそうなので、俺は荷物(マレウス達からの贈り物)を持って外へと出る

マ「結局、お前の名を聞く事は出来なかったな」

主「まぁ、ナファール家ではあるんでそれで良くね？」

セ「次は必ず一本取るからな！」

シ「気を付けて」

リ「わしが居るのだから心配はいらんじゃろ」

主「それもそうだな。よーし、それじゃまたな！」

手を振って別れを告げ、リリアの魔法でねさ『熱砂の国』の入口付近に到着する

２年後、ここで迎えを寄越すように伝えてあるのでもうそろ見えてくる筈だ

リ「また遊びに来てくれ、あやつらも喜ぶからな」

主「おう。次こそは本気の戦いをしようせ？」

リ「くふふ…楽しみにしておるぞ。ではまた、いずれ」

リリアはそう言ってその場から居なくなった

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