対峙 ページ46
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気持ちが良いくらいの自信。
そしてそれを
なぜか嫌味に感じない不思議な拓海くん。
このまま拓海くんを好きになれたら
幸せかもしれないな…
なんて
心が弱ってるとそんな姑息なことまで考えてしまう…
ここまで言われて拒む理由もない私は
拓海くんの右手に自分の右手を差し出し、
握手をした。
その瞬間
聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「あっ！拓海さんも来てたんですね？！」
驚いて声の方へ顔を向けると
そこにはマネージャーさんと
目をまん丸にしているユノ。
「……っ？！」
びっくりして右手を引っ込めようとするけど、
拓海くんががっしり握っていてそれを許してくれない。
(…なっ、、なんでっ？！)
軽くパニック状態の私。
テーブルの上で繋がった拓海くんと私の右手を見つめていたユノが
おもむろに手を伸ばしてきて拓海くんと私の手を力づくで離した。
かなり強い力で遠慮なく引き剥がされたから
「…っつうっ…」
少し手が痛んだ。
「無理強いすんな」
低い声で拓海くんに言う。
怒ってる時のユノの声だ…。
焦る私とは対照的に
拓海くんは全く気にしていない様子で…
「無理強いじゃないよ？
ちゃーーんと、納得の握手なんだから。
ね〜〜、Aちゃん！」
拓海くんの言葉に
私は正直に頭を縦に振った。
するとユノは
「…シムがいるのに軽いことしてんじゃねーよ…」
怒ってる口調のまま私に向かってそう言った。
一瞬で背筋が凍る。
こんな冷静に怒ってるユノは初めてで…
チャミくんを好きだと言いながら
拓海くんとこんなことになっている私を怒ってる…。
…呆れられた…？
身体が固まって
身動きが取れなくなってしまった私に気付いた拓海くんが
それまでのハイテンションで柔らかかったオーラを一転させた。
「…ユノ、俺が勝手にしてることでAちゃんにあたるなよ」
周りの空気も一変させて
そう、ユノに言い切った。
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ゆうの(プロフ) - ちゃっぴーさん» コメントありがとうございます(*^^*) ああ、そんなこともありましたねぇ。(遠い目) これからもよろしくお付き合いくださいませ！ (2016年8月23日 6時) (
レス) id: e61f1c7906 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぴー(プロフ) - ふふ、Box in the shipでのメンバーとのイチャつきを思い出してしまいました。あ、はじめまして。こちらの作品いつも楽しんでキュンキュンしながら読ませていただいております。これからも楽しみにしていますね。 (2016年8月23日 3時) (レス) id: c62f0fa1a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かのかさん» コメントありがとうございます(*^^*) 私もたまたまやりたいことを見つけただけですよ〜。無理はしなくていいと思うけど、見つかったら教えてくださいね！ (2015年7月22日 14時) (レス) id: 216033f460 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - なんと、まったく同じように感じてまして、でも、同じでないのは自分のためになにか！がまだないこと。ホントだ！やらないと！自分のために使う時間だ！まずなにやるか決めよう！ (2015年7月21日 23時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - saranさん» コメントありがとうございます(*^^*) 皆がそれぞれの場所で頑張っていれば、胸を張った再会ができますよね(*^^*) お互いに頑張りましょう！そして、今後ともよろしくお願いします！m(__)m (2015年7月21日 14時) (レス) id: 216033f460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2015年2月18日 22時
