付箋…CM ページ31
♫
「チャンミン、これはなんだろう」
ヌナの部屋のドアの前まで来て気がついた。
「何って……張り紙…付箋？ですね」
「どういうこと？」
「どういうこと…って、このままじゃねーっすか？」
「このまま？」
「このまま」
ヌナの部屋のドアに付箋がはってあり、そこには
�爛船礇ぅ爐鯡弔蕕気困法△任�るだけ静かに入ってください��
そう書いてあった。
「誰か寝てるのかな…？」
「誰、って、あいつしか居ないじゃないですか？ヌナは撮影だし」
「俺たちが来ることがわかってて寝てるって……」
「…えっ…」
俺の脳裏にマイナスな思考が走った。
「由乃ちゃん、具合でも悪くなったのかな…」
ヒョンも同じ考えに行き着いたらしい。
「ヤバいじゃないですか！」
思わずドアノブに手をかけて、力任せにドアを開けようとする俺に
「チャンミナ！鍵、鍵！」
そう言いながらヒョンがバッグからカードキーを取り出してドアを開錠してくれる。
慌てつつも、付箋にあったように静かに部屋に入った。
寝てるとしたら、自分の部屋か？！
俺はリビングとは逆の、あいつの部屋に向かう。
コンコン、とノックをするも返事は無く。
寝ているとしたら当たり前か、と思いつつ、様子を見るために部屋のドアを開けた。
…あれ？
ベッドで寝ているであろう、あいつはそこに居ない。
じゃあ、どこに？
まさか、部屋のどこかで倒れているんじゃ？
慌てる気持ちを抑えつつ、くるりと踵を返して部屋を後にしようとした時
「あ！チャンミンさんお帰りなさい！」
リビングから顔を出すあいつが見えた。
え。
その姿は至って普通の、いつものあいつ。
あいつの向こうにはユノヒョンが見えて
「チャンミナ、慌て過ぎ〜！
由乃ちゃんのじゃないパンプスが玄関にあったじゃ〜ん！
寝てるのは由乃ちゃんじゃないよ〜！」
そう言って笑い、
次にあいつを見て口を開く。
「由乃ちゃん、チャンミナね、
付箋見て由乃ちゃんが具合悪くて寝てるんじゃな…ぐあっ！」
「うわっ！すげーーカレー臭！！」
ダッシュでヒョンに向かい、すかさずその肩を掴み、勢いキッチンを目指した。
「チャンミン、必死すぎ〜」
羽交締めにした俺の顔の横で
そう言って笑う男。
全くもう。
余計なことは言わんでよろしい！
♫
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ゆうの(プロフ) - けぃたんさん» ありがとうございます。ただただ、回復を、本人の頑張りを信じるだけです。 (6月4日 6時) (
レス) id: ec52b16ce2 (このIDを非表示/違反報告)
けぃたん(プロフ) - ゆうのさん。ビックリしました。娘さんの容態が良い方向に向くように祈っています。今はまだ落ち着かないとは思いますが、無理はなさらないようにしてくださいね。 (6月3日 22時) (レス) @page39 id: 17b7ddcd96 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*)先は見えてるので頑張って進めますね〜！ (2023年4月4日 22時) (レス) id: ec52b16ce2 (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - あわわ、ごめんなさいゆうのさん更新本当に楽しみにしてます、ありがとうございます〰️ (2023年4月4日 21時) (レス) @page31 id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさん (2023年4月4日 21時) (レス) @page31 id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2022年10月20日 19時
