カレーを讃える歌…CM ページ28
♫
『カ、レ、ェ！カ、レ、ェ！ヌナのカ、レ、ェ！』
『早く食べたーい！』
『俺おかわりするー！！』
『俺も俺もー！！』
『デザートのゼリーもあるかなぁ？！』
『そこまで期待しすぎるなよー』
『そうだよ、由乃ちゃんだって暇じゃ無いんだから』
『はーい！』
いつもはユノヒョンと2人で余裕な車内が
ヒョンたちのおかげでとんでもない賑わいを見せている。
普段スジュのメンバーは9人いるから、普通にミニバンでは収まらず、
10人乗りの、俺たちのミニバンより更に大きな車で移動している。
それがなぜか、人数の許す限り我らのミニバンに乗り込まれ、
そして、あぶれたメンバーはタクシーで向かっていると言う…
『カ、レ、ェ！カ、レ、ェ！』
そして、無駄に良い声で歌いまくるヒョンたち。
『ほらほら、お前も歌えよ〜！カレーの歌！そのハイトーンで歌い上げろ〜！！』
隣に座る我が親友の声に
ヤケクソになった俺は、
誰よりも響く声で歌い上げてやった。
『チャンミナ！鼓膜破れる〜〜！！』
『本気だすなよ、狭い車内で〜！！』
皆が耳を塞いで俺を恨めしそうに見るのを
俺は鼻で笑う。
『何を言いますか、俺はいつだって全力投球！！』
そう言って胸を張った。
そんな、まるで小学生の遠足のような車内の喧騒に
�爐發�少しであいつに会える��
そんな少し浮ついた気持ちを隠すことが出来ていた。
ユノヒョンもユノヒョンで、
ヌナに会えない寂しさが紛れていると良いんだけど。
車が地下駐車場に入るころには、
カレーの歌はしっかりとフルバージョンで出来上がっていた。
しかも、ハモリまで入っている。
振りをつけながらエレベーターに向かうヒョンたちを見て
この人たちは、
お子様番組の世界にも進出するつもりなんじゃ無いだろうか、とさえ思えるようになっていた。
その中に、もちろんユノヒョンも。
スジュのヒョンたちと踊りながら
見事にカレーの歌のハモリを披露していた。
俺たちの単独ライブで披露できるクオリティに仕上がっているカレーの歌。
いや、ちょっと待て。
俺はハイトーンでカレー愛を歌うのか…？？
それは、ちょっと嫌だなぁ、と真剣に考えているうちにエレベーターは目的の階に到着した。
エレベーターを降りた時、
真っ先にまず、スジュのヒョンたちをとりあえず真ん中部屋へ荷物を置きに行かせる。
そして、ヒョンと俺はヌナの部屋を訪ねた。
♫
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ゆうの(プロフ) - けぃたんさん» ありがとうございます。ただただ、回復を、本人の頑張りを信じるだけです。 (6月4日 6時) (
レス) id: ec52b16ce2 (このIDを非表示/違反報告)
けぃたん(プロフ) - ゆうのさん。ビックリしました。娘さんの容態が良い方向に向くように祈っています。今はまだ落ち着かないとは思いますが、無理はなさらないようにしてくださいね。 (6月3日 22時) (レス) @page39 id: 17b7ddcd96 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*)先は見えてるので頑張って進めますね〜！ (2023年4月4日 22時) (レス) id: ec52b16ce2 (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - あわわ、ごめんなさいゆうのさん更新本当に楽しみにしてます、ありがとうございます〰️ (2023年4月4日 21時) (レス) @page31 id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさん (2023年4月4日 21時) (レス) @page31 id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2022年10月20日 19時
