俺の気持ちは…CM ページ22
♫
考えられないことは無かった。
最近、日本人がわざわざ
だけど、
あいつはパフォーマンスで魅せるアイドル志望では無かったから、
俺の頭には全く浮かばなかった。
いえばパフォーマンスだって筋が悪いわけではないんだから、
その気になればそっちにだって進めるかもしれない。
もし、あいつがこっちでやるようになったら…
日本にいるより、
会える機会は格段に増えるだろう。
しかも、同じ事務所となれば尚更。
兵役中だって、
俺は自国を出られないが
あいつがこっちに居てくれたら…
休暇の時に顔を合わせることもできるかも知れない。
思いがけないサンジニヒョンの言葉に
俺の心はにわかに騒がしくなった。
『そんな話をした事はないのか？』
『…ええ。ボーカリスト志望のようなので…特に考えたことがないです』
『ゆうたたちに聞いたけど、ダンスもまあまあだったんだって？』
『…え？…あ…！』
ゆうたたちと、あの曲を踊っていたのを思い出した。
あの話がヒョンにまで届いていたのか…。
『…まぁ、一応振りが入っていた…くらいのものですけどね』
言葉に少し、棘が混じる。
俺は、
あいつをどうしたいんだろう…。
『何言ってんだよ。手拍子より全然上等だろうよ』
ヒョンがそう言って含み笑いを見せるから
『…はっ？！』
思い切り目を見開いてヒョンを見る。
『日本で事務所に入ってるわけじゃないんだよな？
直接本人とやりとりすれば良いのか？』
ざわつく俺の気持ちに構わずに、ヒョンはサクサクと話を進める。
『え、ヒョン真面目な話？』
『もちろんだ。もちろんオーディションに受かるかどうかはわからんが、まずは話をしてみなきゃな』
『いや、でも…』
『なんだ？チャンミンは反対なのか？
目をかけて可愛がってると思ってたんだが？』
『いや、可愛がってるって言うか、心配してるって言うか…大体韓国語は全く出来ないし…』
『本人にやる気があるかどうかだろう？
やる気さえあれば、我々は最善を尽くしてバックアップするだけだ』
『いや、それはわかってるけど…』
あまりにハイスピードで進む話に、俺も着いていけない。
『とりあえず、話をしてみたいから連絡先教えてくれるか？』
だけど。
俺があいつの道を潰すわけにはいかない。
『…後で、メールします』
♫
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ゆうの(プロフ) - けぃたんさん» ありがとうございます。ただただ、回復を、本人の頑張りを信じるだけです。 (6月4日 6時) (
レス) id: ec52b16ce2 (このIDを非表示/違反報告)
けぃたん(プロフ) - ゆうのさん。ビックリしました。娘さんの容態が良い方向に向くように祈っています。今はまだ落ち着かないとは思いますが、無理はなさらないようにしてくださいね。 (6月3日 22時) (レス) @page39 id: 17b7ddcd96 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*)先は見えてるので頑張って進めますね〜！ (2023年4月4日 22時) (レス) id: ec52b16ce2 (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - あわわ、ごめんなさいゆうのさん更新本当に楽しみにしてます、ありがとうございます〰️ (2023年4月4日 21時) (レス) @page31 id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさん (2023年4月4日 21時) (レス) @page31 id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2022年10月20日 19時
