パック…CM ページ12
♫
最後の最後で、やっぱり今日のうちに伝えたいと思い、思っていたことを伝えた。
お休みのスタンプを送ったあとは
すぐにLINEを閉じて、花の香りでむせかえるヌナの家から自室に戻ろうと玄関先に向かう。
ヌナは自分のお休みスタンプを送った後、直ぐに部屋へと戻っていた。
「……」
ヌナの部屋の前で、歩みを止める。
一言謝ろうか…
ドアノブをじっと見つめて考えてたら、
ガチャリ、とドアが開いた。
「ひっ……！」
思わず声が出て肩がすくむ。
ケンシロウなフェイスパックを顔にのせたヌナがのっそりと顔を出したのだ。
「あげる」
パックをしているせいか、ポーカーフェイスのままそう言って、俺に向かって何かを放ってよこした。
「おお、…っと！」
よく見ると、やっぱりそれもフェイスパックで。
あ、なんだ。ヌナは至って普通だったんじゃん、なんてほっとしつつバックの柄を見る。
「ぴったりじゃん？」
それは、進撃の巨人のフェイスパック。
「….ごめんなさいってば〜…」
「帰ったらユノと一緒に使った写真、送ってね〜！おやすみ〜〜」
謝罪を入れるも、ヌナはそう言って笑ってドアを閉じた。
手元に残る、フェイスパック。
嬉々としてバックして、一緒に写真に写りたがる、
ヒョンの姿がありありと思い浮かんだ。
……仕方ない。
韓国に戻ったらヒョンと一緒に撮って送るしかないか……
筋肉丸見えの巨人のパックを手に
俺は大人しく自分の部屋へと戻った。
明日は、明後日のドラマイベントのための打ち合わせだ。
久しぶりに顔を会わせる彼女のエスコートを頼まれているから、しっかりやらないと。
寝る準備を整えてベッドに横になり、アラームを設定しながらふと、思い出し、YouTubeを開いた。
……ええと、たしか…。
ちば、と入力して検索してみた。
「……だったよな…？」
探しても探しても、関係のない動画しか出てこない。
色々なキーワードを入力しながら検索を続ける。
そのうち、ようやく見覚えのある顔を見つけることが出来た。
「こいつだ！」
確かに、今日のヤツからは想像できないくらい、
初期の頃はとんでもなくヤンチャな雰囲気だ。
フォロワーも、確かに素人にしては結構な人数に登録されている。
つい、好奇心で動画を再生させてしまい、
俺は、その日動画を見た事を後悔した。
♫
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ゆうの(プロフ) - けぃたんさん» ありがとうございます。ただただ、回復を、本人の頑張りを信じるだけです。 (6月4日 6時) (
レス) id: ec52b16ce2 (このIDを非表示/違反報告)
けぃたん(プロフ) - ゆうのさん。ビックリしました。娘さんの容態が良い方向に向くように祈っています。今はまだ落ち着かないとは思いますが、無理はなさらないようにしてくださいね。 (6月3日 22時) (レス) @page39 id: 17b7ddcd96 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - Kaoru26さん» ありがとうございます(*^^*)先は見えてるので頑張って進めますね〜！ (2023年4月4日 22時) (レス) id: ec52b16ce2 (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - あわわ、ごめんなさいゆうのさん更新本当に楽しみにしてます、ありがとうございます〰️ (2023年4月4日 21時) (レス) @page31 id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
Kaoru26(プロフ) - ゆうのさん (2023年4月4日 21時) (レス) @page31 id: 6233d11971 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2022年10月20日 19時
