ヌナの人生…YN ページ22
☆☆☆
「ご機嫌だな、チャンミン」
迎えに来てくれたカンさんが、ルームミラー越しにチャンミンを見て声をかける。
「ふふふっ！ヌナがカレーを作ってくれる！って言ったんですよぉ〜！！」
目尻が垂れまくる可愛いマンネ。
「…それに引き換え、ユノとジュンスはどうしたんだ？」
「え？」
「はっ？」
カンさんの言葉に、ジュンスと同時に声が出た。
「なんかこう、眉間にシワが寄りそうな…というか、ずいぶん目力が強いと言うか…」
カンさんはそう言いながら、人差し指で眉間を指差す。
そう言われて、思わずジュンスを見ると、
俺と目が合ったジュンスは
「な、なんでも無いよ！別にヌナとい、一緒に帰りたかったわけじゃないっから」
両手をブンブンと振りながら顔を赤らめてそう言った。
「あっはーー！わっかりやすいなぁジュンスヤ〜！！」
ジェジュンは楽しそうに笑って、隣の席のジュンスを抱きしめる。
「な、なんだよ、何がわかりやすいんだよ〜！」
「まぁまぁ、拗ねるな！」
「そうそう！カレーには呼んでもらえるんだし、これ以上の贅沢を望んじゃダメだよ〜」
始めは慰めるていだったジェジュンやユチョンだったけど
「ヌナもお年頃なんだし、少しは色っぽい話のひとつや二つはあっても当たり前じゃん〜」
「和田さんなんて、とんでもなく良いオトコだしなぁ〜」
「そうだよねぇ、しかもヌナは元々ファンだったんだし！」
「年回りもちょうど良い感じだしね〜」
結果、煽り出すから
「えっ、や、やっぱりそうっなの？！」
「ちょっ！な、何を言い出すんですか！！ヌナは皆のヌナですからね！！」
何やら落ち着かなくなるジュンスとチャンミン。
言葉にはしないけど
俺の胸の奥も何やらざわついていた。
「年齢的には是非、恋人の一人や二人や三人くらいはいてほしいような気もしますけど、
でも、彼氏ができたら明らかに僕たちと会ってくれる回数と時間は減ってしまう…！！
そんなことは耐えられないーー！！」
マンネの率直な意見に
「おいおい。気持ちはわかるが程々にな！
AさんにもAさんの人生があるんだから！」
カンさんがそう言って笑った。
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ゆうの(プロフ) - のこさん» ユーミン世代ではありますが、知らなかったっす！ (2020年7月31日 13時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - 廉さんの話が出るといつも星空のクライマーを思い出します… (2020年7月30日 21時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - かえるさん» いつもありがとうございます(*^^*) そろそろ、大波が来ますしね… (2020年4月18日 18時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 新章ありがとうです♪そっか〜こちらも動き始めますか♪どう動いて行くのか楽しみです (2020年4月16日 23時) (レス) id: f095ecfa37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - のこさん» あちらが少し落ち着いたので、こちらも少しずつ……(￣ー￣) (2020年4月16日 14時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年4月16日 9時
