まさかの…YN ページ6
★★★
『どれどれ？』
声と共に、僕のお尻を撫であげる感触があって
『おおっ？！』
びっくりして背筋が伸び、声のする方に振り向いた。
『確かにぷりっと引き締まっていてなかなか良いお尻ですよね』
『チャッ…チャンミン？！』
撫であげた手をまじまじと見つめるチャンミンがそこにいて、
更にその後ろにちょこん、と隠れるように見える
見覚えのある位置にある髪色。
…えっ。
「Aさんっ？！」
僕が名前を呼ぶと、
「……あ、あのぅ………お、お邪魔します……」
ひょっこりと顔を出して、
ぺこりと頭を下げた。
「ええーー！どうしたんですか？！なぜここにAさんが？！」
チャンミンを押し除けてAさんの肩を押さえ、その顔を覗き込む。
「せっかくヌナを連れてきた僕に対して、ずいぶんな所業ですね」
「えっ、あ！ごめん！チャンミンが？チャンミンが連れてきてくれたの？」
「ちょうど大通りで仕事帰りのヌナと会ったんですよ。ものすごい偶然でしょ？
これはもう、ここにヌナを連れて行け、と言う神の思し召しだと思って連れて来ました！
一応確認のために何度かLINEもメールも電話もしたんですけどね、返事がなかなかこないので痺れを切らして真っ直ぐに来ました。
問題無いですよね？
ヒョンの彼女、って事で、軽〜くご紹介しておいた方が良いかと思いまして！」
一気に捲し立てたチャンミンの日本語を聞き取れた仲間から
「えっ？！ユノヤの彼女？！」
「ええっ？！」
声が上がり、その声はやがて
『えーー？！何々？なんの話？チャンミンが連れてきたの誰なの？！』
『ちょっとー！日本語わかる人訳して！！』
『ユノヒョンの彼女だって！』
『ええーーーっ？！』
『か、彼女？！ユノオッパ彼女いるの？！』
『うそーー！』
何やら大騒ぎとなった。
飛び交う大きな声の韓国語に驚いたのか
「…や、やっぱり私、か、帰った方が良くない？」
胸元のAさんの困惑の声に我に返る。
「あっ！いえ！嬉しいですよ！こんな偶然、そうある事ではないですし！！
ちょうど皆にも紹介できるし！
ありがとうございます！」
安心して欲しくて、ニッコリと笑って見せた。
★★★
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ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 止められないよー！止めるものもないよー！！突き進むのみ！！ (2020年4月6日 9時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - キャーッ////キター！こうなったらもう止められないよね。ドキドキして眠れなくなりそうです。この続きを想像して（笑） (2020年4月6日 1時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 頭の中はA V監督だわよ…(//∇//) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - だよねー＾＾ (2020年4月5日 22時) (レス) id: 24fba8a938 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 想像している頭の中は覗かないでいただきたいところですね！！(笑) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年3月10日 16時
