彼女の話…YN ページ42
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優しい月明かりの中
ベッドサイドに2人、並んで座り、Aさんの左手を僕の右手で包んだ。
「…僕と、彼らの付き合いはこれからも続きます。
おそらくジヒョンもその仲間の枠に入ったまま。
僕は
やきもちを妬いてくれるのは嬉しいと言いましたが
でも、少しでもAさんが不快に思うことはしたくないんです」
可愛い左手を握り締めながらそう言う僕に
「……でも、私のせいでユノくんの行動を制限するようなことはしたく無いんだよ…？」
Aさんは想像以上の言葉をくれる。
今までの元カノなら、喜んでいろんな条件をつけてきただろう。
こんな状況ですら、先ずは僕のことを考えてくれる
そんな貴女だから
僕は絶対に守りたいんだ。
「もちろん…全てが叶えられるかはわかりません。
でも、だからこそ、ちゃんと話をして、納得できる道を探したいんです。
どちらかだけが飲み込んだままではいつか溢れます。
大丈夫。
何があっても僕は、
Aさんを嫌いになんかならないから」
僕を信じて？
祈りにも似た気持ちでAさんを見る。
Aさんは
必死に泣くのを堪えていた。
さっき、拭いたばかりの涙が、また瞳にどんどん溜まっていくのが見えて
僕は堪らずAさんの肩を抱いた。
「…ゆっくりでいいですから」
必死に堪えようとする小さな肩が震えている。
「…何があったんですか？
…ジヒョンに…何か言われたんですよね…？
一体、何を言われたんですか？」
「…あ、あのね……」
それからAさんは
途切れ途切れにジヒョンとの間の事を教えてくれた。
話の途中から
フツフツと怒りが込み上げてくる。
僕の元カノだと
しかもご丁寧に初めての相手だと言うことも申告してくれたと言う。
そこは仕方がない。
どうあがいても事実だから。
だけど後のことは嘘ばかりじゃないか。
別れた理由は僕が日本に来ることになったから仕方なく…だと？
それよりも先に二股かけていたくせに。
「とても…綺麗な人だし、色っぽいし…
比べて私はこんなだし…
彼女に…年上と付き合うメリットが無い…って言われて
そう考えたら私…本当に余裕がないな、…って」
「…別に僕は余裕のある人と付き合いたいわけじゃありません。
それに…メリットがあるから付き合うわけでもありません」
Aさんは？
そう聞きたいのを堪える。
自分に置き換えればもちろんわかること。
だけど
言ってもらいたいのはそんな理論じゃないはず。
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ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 止められないよー！止めるものもないよー！！突き進むのみ！！ (2020年4月6日 9時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - キャーッ////キター！こうなったらもう止められないよね。ドキドキして眠れなくなりそうです。この続きを想像して（笑） (2020年4月6日 1時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 頭の中はA V監督だわよ…(//∇//) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - だよねー＾＾ (2020年4月5日 22時) (レス) id: 24fba8a938 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 想像している頭の中は覗かないでいただきたいところですね！！(笑) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年3月10日 16時
