一心不乱…YN ページ37
★★★
Aさんがいるバスルームのドアの開く音が聞こえたから、条件反射のようにダッシュした。
歩いて出てくるAさんをすかさず抱き上げてまた、ベッドサイドに座らせる。
さっきまでのモヤモヤを払拭したくて
一心不乱に湿布を貼って、包帯を巻いた。
一心不乱すぎて、巻き終わり近くなって薄いところ、厚いところ、ものすごくバランスが悪い事になっていることに気がついた。
それをAさんが手伝ってくれて
なんとか巻き終えることが出来たけど。
包帯一つ綺麗に巻いてあげることが出来ない自分に自己嫌悪しかない。
肩の落ちる僕に
Aさんの声が届く。
「…要は、湿布がズレないことが1番大切なんだから。
見た目じゃないよ？
直ぐに準備してくれるその気持ちがとっても嬉しいんだよ。
ありがとう」
優しい声に
顔が上がる。
Aさんは一瞬、目を丸くしたけれど
赤い顔で笑ってくれた。
それが嬉しくて、
僕はすかさず軽くキスをして、
「ダッシュでシャワー浴びてきます！」
そう言ってバスルームへと走る。
急いで服を脱ぎ捨てて、熱いシャワーを浴びた。
どんな話になるのか分からないけれど
誠心誠意で応えよう、と。
あの笑顔を見せてもらえるならなんでもしよう、と。
心に誓ってシャワーを終える。
目に入るグレーのストライプのパジャマ。
…そう言えば…さっきAさんもこれを着ていた…んだよな？
足首のケアにばかり夢中になっていてあまり意識していなかった事に気がついた。
ワックスも取れて、前髪の落ちた髪の毛。
カッコつけても仕方ない。
これが僕だ。
パジャマを身につけて
バスルームを出た。
★★★
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ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 止められないよー！止めるものもないよー！！突き進むのみ！！ (2020年4月6日 9時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - キャーッ////キター！こうなったらもう止められないよね。ドキドキして眠れなくなりそうです。この続きを想像して（笑） (2020年4月6日 1時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 頭の中はA V監督だわよ…(//∇//) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - だよねー＾＾ (2020年4月5日 22時) (レス) id: 24fba8a938 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 想像している頭の中は覗かないでいただきたいところですね！！(笑) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年3月10日 16時
