よさこい…YN ページ4
★★★
『おー！相変わらず絵になるよなぁ、ヌナとユノヤ〜！』
『ここだけ別世界みたいだよ！』
『ヌナの隣にはなかなか並べないからなぁ』
『やぁね！褒めたって何も出ないわよ！』
気がつけば、ジヒョンを除いては
僕の周りにはヤローばかりが集まっていて
『ヌナに遠慮して寄ってこないんだよ』
ドンホが耳元で囁いた。
え？
遠慮？？
『せっかくなんだから、お前から色々動いて話しかけてやれよ？』
ドンホにそう言われて
少し離れたところで雑談をしているグループを見定める。
『ちょっとごめん！』
僕の腕に絡んでいるジヒョンの腕から外れて
スキーサークルと掛け持ちでやっていた、ダンスサークルの仲間の元へと向かった。
『久しぶり！』
『ユノヒョン！変わらないですね〜』
『もう踊ってないんですか？』
後輩たちにそんなことを聞かれて
『…それがさ…ここだけの話、』
声のトーンを落として、皆が聞き耳を立てるために近づいてくる。
『…僕さ、昨年、なんとふんどし姿でよさこい、っての踊ったんだよね！』
僕としてはなかなかの爆弾投下だと思ったんだけど、
皆はきょとん、と目を丸くした。
…あれ？
おかしいな。ここはどよめくところじゃないのか？？
ハズれた感に、心の中で少し焦りを感じた時
『…ヒョン、、ふんどし、って何？』
テミンに聞かれて気がついた。
『あ！そうか！皆ふんどしを知らないんだ！』
僕は急いでスマホの中の、チャンミンから送られてきていた例の動画を探し出して皆に見せた。
『これこれ！これ見て！』
『どれどれ〜？』
皆が顔を寄せて小さな画面に集中する。
『おおー！なんですか、これ』
『すごい、荒いけど…迫力がありますね！』
『迫力の群舞だなぁ』
初めは感心してみていた面々だけど……
いよいよ来る！！
『！きゃーーーーーっ！！』
『おおおーーー？！』
『うわぁーーーー！』
全員がコスチュームを脱ぎ捨て、ふんどし一丁になった所だ。
『なんですかこれーー！！』
『ええ？な、なに？これ！』
『あ！見たことある！す、相撲だ！』
スマホ画面を見て大騒ぎする面々に
周りの連中も食いついてきた。
『おいおい！なんの騒ぎだよ！』
★★★
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ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 止められないよー！止めるものもないよー！！突き進むのみ！！ (2020年4月6日 9時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - キャーッ////キター！こうなったらもう止められないよね。ドキドキして眠れなくなりそうです。この続きを想像して（笑） (2020年4月6日 1時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 頭の中はA V監督だわよ…(//∇//) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - だよねー＾＾ (2020年4月5日 22時) (レス) id: 24fba8a938 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 想像している頭の中は覗かないでいただきたいところですね！！(笑) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年3月10日 16時
