覚悟…YN ページ27
★★★
相変わらずスキンシップの多いジヒョンの動きだけでも避けたかったのに
それだけじゃなく、
まさかの日本語が話せるジヒョンは
Aさんに何か言っているはず。
どんな言い方をしたのか、
それが真実なのか。
過去は拭い去れないのだから、
もし過ちがあったのなら認めて謝罪もしよう。
話もできずに今日を終わらせるわけにはいかない。
それも、電話ではダメだ。
きちんと
その目を見て話をしなければ。
目と耳と
五感でしっかりとAさんを感じ取らなくては。
そう思い
僕は覚悟を決めてまずはAさんのご両親に電話を入れた。
僕の仲間とのイベントに参加してもらっていること、
遅くなったのでこのまま宿泊させてもらいたいこと、
そのままを伝えて承諾をもらった。
次に、ホテルを探す。
目の前には出てきたばかりのホテルがあるけれど
流石に浩一さんもいるし、部屋を取りに行くのはAさんも恥ずかしいだろう。
だから電話をして
近くのホテルを探して予約を入れた。
そして、この寒空の下、ベンチに座らせたままのAさんを急いで抱き上げてタクシーに乗り込む。
ホテル名を口にした時
Aさんが僕を見る視線を感じたけれど
僕は構わず右手でAさんの手を握りしめる。
Aさんの手から
戸惑いを感じる。
それだけでも
…ああ。やっぱり直接話すことは大切だ、と
改めて思えた。
空いた左手でスマホを操作し、AさんへLINEを送る。
《Aさんの家にも連絡済みです。
今夜は帰しません》
きちんと話をして
僕の全てでわかってもらう。
★★★
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 363人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 止められないよー！止めるものもないよー！！突き進むのみ！！ (2020年4月6日 9時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - キャーッ////キター！こうなったらもう止められないよね。ドキドキして眠れなくなりそうです。この続きを想像して（笑） (2020年4月6日 1時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 頭の中はA V監督だわよ…(//∇//) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - だよねー＾＾ (2020年4月5日 22時) (レス) id: 24fba8a938 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 想像している頭の中は覗かないでいただきたいところですね！！(笑) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年3月10日 16時
