妹じゃない…YN ページ2
★★★
一次会は、テーブル席に着席しての食事会だった。
席は公正なるくじ引きで。
コース料理をいただきながら、ドンホの司会で宴会は進む。
ステージの上で余興をしたり、スクリーンでは今回参加できなかった仲間からのビデオレターなんかも映し出されて
それはそれは、賑やかな宴だった。
学生時代を思い出し
どこかくすぐったさがあって。
飛び交う韓国語に、どこかほっとしている自分がいることを感じていた。
一次会が終わって、二次会の会場へと移動する。
二次会会場は同じホテルのバーだった。
『貸切なんだ！』
『結構な人数だからね〜』
バーの中はそれほど広いわけではなく
おそらく、いくつかの椅子を取り除いてスペースを広げているような、立食パーティー形式に近かった。
ある程度の形式に沿った一次会とは違い、
無礼講状態の二次会で、僕は色々なグループに呼ばれては話をして、を繰り返す。
中学の仲間、高校の仲間、日本の大学での仲間、サークルの仲間。
大切な仲間たちと一緒に過ごせる時間。
なんて幸せなんだろう、と、しみじみと感動していたら
『オッパー！！乾杯しようよ〜！！』
サラがグラスを手に近づいてきた。
『あっ、ちょっ…と！わりこまないでよ！』
『ちよっとぉ！』
僕の周りにいた女性陣を隙間を縫うように、
気づけばすぐ目の前まで来ていた。
『…ずいぶんと無理やりだなぁ、サラ』
『だって！一次会も私は一番オッパから遠かったし！ちゃんと話ししたいもん！』
『だからって、無理矢理は失礼だし迷惑だろう？』
『…だってぇ…』
サラの口先が尖る。
『まあまあ、ユノ！まだまだ若いんだから、少し大目に見てあげなさいよ』
そこにジヒョンが現れた。
『…ジヒョン…そうは言ってもね…
サラは僕にとって妹のように大切なんだから、きちんとした道を指し示してあげないと…』
『違うよ！』
ジヒョンに差し出されたグラスに軽く重ねた時、
サラが声を荒げた。
『え…サラ？』
『妹じゃないもん！ジヘの幼馴染みだけど、私はオッパの妹じゃない！！』
真っ赤な顔で僕を見る。
『…もちろん、わかってるよ。
ただ…小さい頃からずっと見てきているからね、
とても大切なんだよ』
僕の中では、妹のジヘと同じくらいに守ってやりたい
存在だから。
『…特別…だよね？』
サラが困ったような
★★★
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ゆうの(プロフ) - まゆまゆさん» 止められないよー！止めるものもないよー！！突き進むのみ！！ (2020年4月6日 9時) (
レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - キャーッ////キター！こうなったらもう止められないよね。ドキドキして眠れなくなりそうです。この続きを想像して（笑） (2020年4月6日 1時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 頭の中はA V監督だわよ…(//∇//) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - だよねー＾＾ (2020年4月5日 22時) (レス) id: 24fba8a938 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうの(プロフ) - ゆきさん» 想像している頭の中は覗かないでいただきたいところですね！！(笑) (2020年4月5日 22時) (レス) id: 253e460f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうの
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/kanayunho
作成日時：2020年3月10日 16時
