アジト ページ4
A「泥棒さんよね。つばきちゃんも見たっていってたし。」
中村「はあ。ご名答。バレたんじゃしかたないな。」
A「みずきと、たまえと、のんちゃんを返しなさい。」
中村「泥棒じゃないけどね。勝手につれてけよ。」
ポイと袋を投げて去っていく
「Aちゃーん。」
A「みんな無事でよかった。」
つばき「人さらいは?」
A「逃げたわ。」
つばき「くそー。とっちめてやろうと思ったのに。」
A「まあ。まあ。みんな無事だったんだからおちついて。」
つばき「私がさらわれたらほっといてね。」
A「なに言ってるの?」
つばき「私ね、あの町を出たいの。」
A「だめよ。」とは言ったものの、つばきはさらわれないだろうなと思った
ー中村ー
中村「くそ。あの女じゃましやがって。くっ!」
うでがすごく痛む
※人さらいは上のものによって腕にはめ込まれた刻印が痛むようになっている
中村「うー。うー。」苦しむ中村
痛みと、Aに対する怒りで目が血走っている
村では、みずき、たまえ、のんが帰ってきて祝福されている
つばきは、つまらなさそうにみんなから離れた
つばき「あーあ。つまらない。」
そこへ中村が現れた
つばき「ねえ、あんた人さらいでしょ。」
中村「あの女は?」
つばき「こっちが質問してるんですけど。あの女って誰よ。」
中村「俺の邪魔した女。」
つばき「Aちゃんね。みんなといるんじゃない。そんな事より私を連れて言ってよ。」
中村「お前に興味はない。」
つばき「なによ。あんた人さらいでしょ。」
中村「人さらいにだって選ぶ権利はある。」
つばき「早く連れていきなさいよ。そしたらAちゃんはくるわよ。」
こうしてつばきは、連れ去られた。
というかついていった
ー村ー
A「つばきちゃんは?」
「そこらへんにいるでしょ。」
A「いないわよ。」
「人さらいにさらわれたんじゃね?」
つばき(私がさらわれたらほっといてね。)
あんなこといってたけど、あの子はさびしがりやなんだ。
A「見てくる。」
場所なんてわからないけど、走って、走ってそれらしき場所についた
ーアジトー
「なあ、ともまじこいつなんなの?」
中村「なにって言われても」
男たちは困惑している
今までさらってきた女は、こんなにニコニコしてない
「気持ちわりぃよ。」
中村「そう言われても。」
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作者名:tv82a | 作成日時:2018年12月24日 21時