人さらい ページ3
私が寝室へ入ろうとすると
カタンと音がした
私は不思議に思い音がした部屋へ向かった
そーっとドアを開けようとドアノブに手をかけた
ガチャ
A「誰かいるの？」
中へ入ると、人影が、、、
パチ
電気をつけた
1人の男と目が合いしばらくみつめ合う
男は、逃げて行った
私は、ぼーっとしてA「泥棒？」と誰にでもなく問いかける
あんな綺麗な人見たことない
※個人の見解です
次の日村では泥棒の話でもちきりだった
「昨日うちに泥棒が入ったのよ。」
「うちもよ。」
みんなが口々にいうがその姿を見た者はいない
なにかしら盗まれたという事だけ
「Aちゃん大丈夫？」
A「ええ。」私は咄嗟に嘘をついた
いや、嘘でもないし
なにも盗まれてはないけど
けどみんなおしいことしたよな
あんな素敵な人見てないなんて
「私見たよ。」
「見たって？」
「あんたら騒いでる泥棒さ。」
彼女はホラ吹きで有名なつばきちゃん
「嘘つけ」
ツバキ「本当だし。」
「つばきの言うことはあてにならへんわ。ほら、仕事戻るよ。」
A「ちょっとつばきちゃん。」
私は、つばきちゃんが気の毒になって声をかけた
「なんだよ。」
A「泥棒さんって茶髪で目が細くて、素敵な人？」
ツバキは目を丸くしている
ツバキ「あんたも見たの？」と聞いてきた
A「はっきり見てないけどね。」
私達が泥棒について話てると
「みんなー。」
大柄なよしえさんが走ってきた
「どうしたよしえちゃん。」
「人さらい。人さらいよ。」
「またかい。最近なかったのに。」
「５丁目のかえでちゃんがさらわれたのよ。」
「なんで若い娘さんばかり。」
ツバキ「そんなの決まってんじゃん。人さらいが男だから」
自信満々のツバキ
つばきね言葉はスルー
「怖いわねー。」
私は、人数が減ってる事に気づく
A「みずきと、たまえと、のんちゃんは？」
「へ？なに言ってんの？」
「たまえならここに。あれ？」
「みずき。みずきー。」
ツバキ「人さらいよ。」
A「きっとまだ近くにいる。」
私がかけ出すと
人が歩いていた
コートをきた人
A「すみません。」
こちらを振り返った男？は深くフードを被っていた
A「あなた人さらいでしょ。」
男がフードを外す
A「あっ！あなたは。泥棒？」
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作者名：tv82a | 作成日時：2018年12月24日 21時
