何者かの襲撃 ページ8
結弦side
ハビ「やっぱり思った通りだ、結弦なら手を浸せるって信じてたんだよ」
結弦「なんか、ありがとう。お陰で色々と腹括れたわ」
ハビ「僕に出来ることは少ないだろうけど、出来ることはなんでもするからね」
結弦「もう充分色々として貰ったから大丈夫だよ？」
ハビ「遠慮しなくて良いんだよ〜。あ、僕と友達になってよ！」
うぉお、けっこう唐突←
だけど凄く嬉しかった。ハビみたいなめちゃくちゃイイ奴にそう言われて嫌な奴なんて普通居ないだろうよ。
結弦「こちらこそ、是非」
ハビ「やった〜！(ニッコニコ)」
改めて宜しく、ハビ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
そろそろ手紙届いた頃じゃないかということで、街の入口の方にまで戻ってきた。
手紙読んだら神通力で俺の居る場所まで瞬間移動する手筈なので、これから怪物に遭遇した辺りまで向かう為だ。
明るいおばちゃんの屋台の近くに来た辺りで、元気そうな子供が目の前に立ちはだかった。
子供「ガオー！僕はドラゴンだぞー！お前なんか食べちゃうぞーッ！」
おおお、やんちゃそうな子だなぁ笑
ブレードの母「こらブレードちゃん！ごめんなさい、旅のお方。この子とても落ち着きがなくて………」
結弦「全然大丈夫ですよ」
ハビ「元気だねー」
お母さんだいぶ手を焼いてるなーこれ苦笑
ブレードの母「お願いだからこれ以上心配させないで頂戴………」
結弦「ははは、俺もこんな感じだったんだろな苦笑………なんだ！！！！？」
突然不気味な気配を感じたと同時に、空がぶ厚い雷雲に包まれてぐるぐると回り出した。
「ワッハッハッハ！よく聞け住人達よ！」
「我が名は大魔王ベルネルである！」
結弦「なんだアイツは！？」
ハビ「大魔王！？」
子供の母「な、何………！？！？」
大魔王ベルネルだって！？一体何者なんだ！
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作者名：鰤しゃぶ | 作成日時：2019年4月1日 0時
