番外編〜主人公君の拒絶反応２〜 ページ18
「..え？」
僕はつわはす君の方を見つめた
つ「他の人のは細かくは知らないけど、少なくともA君みたいに意識がなくなるぐらいの拒絶反応の人はいなかったと思うんだけど..」
少し考え込むよに言うと
また僕の方を見つめた
つ「負担が大きいのかな..？」
「..？..ぼ、僕はあんまり分からない」
あ「まぁ、そもそも内面的な感じのじゃねぇし、茨も相当でけぇからな..」
ア「それ以外には理由はあるかもしれないけどね」
奇病についてよく知っている彼や
医学的なものに詳しい彼が少し話合う中
僕はひとつ気になることがあった
(僕の中にいる『彼』とは何か関係があるのかな..)
頻繁ではないものの
たまに聞こえる『彼』の声
『彼』はいったい何者なのか
自分でもわからないところだ
それを考えたところで視界がぐにゃりと歪んだ
「..！」
それを理解するころには僕の意識はなくなっていた＿
＿＿＿＿＿＿＿＿
「ぅ..」
『もー、あんまり僕のことを考えたらいけないよ』
うっすらと目を開くと
暗闇と『彼』がいた
「..どうして？」
『面白くないからだよ、僕もまだあいつに会ってないしね』
あいつ？と言うと
『こっちの話だよ』と言われた
「僕の拒絶反応が皆より強いのは、君のせい？」
『結論的に言うと一部は僕のせいだね』
「一部？」
『君の周りにいる子達は頭がいいのかな、それとも勘が鋭いのかな、ほぼあの子達の言ってた通りだよ』
にこにこと笑顔で答える彼は
いつ見ても子供のようだ
『さて、今回はこの辺で終わりにしよう..また皆が君を待っている』
＿＿＿＿＿＿＿＿
「...」
ゆっくりと目を開けると
外は暗くなっていた
ア「あ、A君起きた？」
ぼーっとしていると
アブ先生に声をかけられた
ア「熱は大丈夫？」
熱？
言われてみれば体が熱いし
ぼーっとする
「うん..」
ア「無理しないでね、皆はもう寝てるけど俺は起きてるから何かあったら言うんだよ？」
こく、と頷くと
アブ先生は安心したように笑った
「アブせんせ..」
ア「んー？どうしたの？気持ち悪い？」
「んーん、今..何時？」
ア「今はねー、０時半だよ」
時計を見て言うアブ先生にどこか安心した
「そっか..」
ア「もう眠くなくなっちゃった？」
「うん、アブ先生は..？眠くないの？」
ア「あんまり眠くないかな」
あはは、と笑う先生の机にはたくさんの資料があった
何も言わないでおこう
僕が『彼』のことを考えていたとき先生が能力を使っていたことも＿＿
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TNT - 早くみたくなっていますどうもTNTです! (2018年2月13日 17時) (
レス) id: f3ece6b5c0 (このIDを非表示/違反報告)
TNT - 月見兎さん多分無理を言うようなんですがこの小説の中に日常組を入れてくれないでしょうか?無理なら結構です！よろしくお願いします (2018年2月9日 18時) (レス) id: f3ece6b5c0 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇみり - 何回読み直してもやっぱり面白いです!!更新頑張ってください!! (2017年2月20日 21時) (レス) id: 23a6d39f5b (このIDを非表示/違反報告)
月見兎 - ふぇみりさん» いつもお待たせしてすいません！これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします！ (2017年1月12日 18時) (レス) id: 007dee4fd8 (このIDを非表示/違反報告)
月見兎 - 憂さん» コメント、リクエストありがとうございます！！久しぶりのコメント嬉しいです！リクエスト、了解いたしました！番外編に使わせてもらいます！これからもよろしくお願いします！ (2017年1月12日 18時) (レス) id: 007dee4fd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見兎 | 作成日時：2015年7月19日 0時
