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シャオちゃんの顔がどんどん怒りで染まっていき、私の肩を掴んでいたゾムの手が離された
ｚm「A、帰れ」
「え、あ」
shａ「お前なんかに言われなくてもAは帰らせる…A行くで」
シャオちゃんに手を掴まれ、思いっきり引っ張られた
家に着くまでお互い無言で、ただ私はシャオちゃんに引っ張られていた
-----------------------------
ut「おかえ………なんかあったんか」
酷く怒っているシャオちゃんとそのシャオちゃんに腕を捕まれ怯えている私を見て、何かあったと悟った大先生は居間に静かに向かった
rb「シャオロン…どうした？」
居間に着くなり私はシャオちゃんに床に押し倒された
掴まれた腕には力が入ったまま、強く、強く握られていた
tn「ちょ、シャオロン！？」
「シャオちゃ…痛、」
shａ「お前いつから…いつからあの山行ってたんや！」
「なんでそんなに怒ってるの…？」
shａ「お前は彼奴の正体知ってて会いに行ってたんか！？」
「彼奴って…誰の事？ゾムの事を言ってるの？」
shａ「あの赤い瞳の…」
「トントン…？」
shａ「ちゃう！さっきまで一緒におった…」
「ゾムの瞳は緑色…だよ」
shａ「じゃあ尚更…A、ほんっとに彼奴の正体知らんの！？？」
「正体ってなに…？あの山に入っちゃいけないの？」
シャオちゃんが私の腕から手を離した。
shａ「あいつが…妖怪だって知らないで会ってたんか…？」
「え…？よ、妖怪、？」
tn「シャオロンッ！！！」
shａ「あの山には妖怪が出る…って言われてるから近付かない約束だったはずやん…なんでAが…妖怪と仲良うなってるん？」
「え…？ゾムが、妖怪…、って」
tn「シャオロン、辞めろ。Aは知らんかったんや」
shａ「なんでそんな庇うんや！？俺らの敵やん！妖怪なんて…」
ut「やめよシャオちゃん…Aちゃんだって知らんかったんやろ？」
shａ「でも……」
rb「A、とりあえず部屋戻り？」
トントンに支えられ、私は部屋に戻った
「ゾムが妖怪…？」
それでも今まであんなに優しくしてくれてた
「人間の、敵…？」
いや、詳しい事は明後日本人から聞けばいい。
私は何故か落ち着いていた
「明日エミさんに…相談してみようかな」
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かみぶくろ - 初めて小説で号泣しました…emさんの好きな人ってスキマ妖怪の人ですか？！気になるぅ… (2021年4月29日 19時) (
レス) id: 0442811e47 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 部屋で一人で見てたんですが、泣きました。×××。で二人幸せになってほしいな。 (2020年5月14日 20時) (レス) id: 62683d4e75 (このIDを非表示/違反報告)
クリーパー - え、好きです。 めっちゃ好きです！ 近くに友達居たんですけど、部屋出てった瞬間涙が溢れでてきました。 終わり方AもBも好きです！ ×××。も素敵でした！ (2020年4月27日 15時) (レス) id: 33077900eb (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - secret zoneの君がくれたものが合いそうな作品だな･･･とにかくいい作品でした！ (2020年4月23日 10時) (レス) id: 39e636922e (このIDを非表示/違反報告)
彼方。 - 泣いた。は??泣いt(((( 何か物事全部うまくいくわけやないんやなって思いました…大切な人との時間はその人以上に大切にしなあかんわ!!!!!好きです。rbrさんの方も好きですけど、こっちもめっちゃ好きです!!!!!これからも頑張ってくだしあ!!!!!! (2019年9月3日 11時) (レス) id: 16501d6f8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月雛
| 作成日時：2019年8月18日 2時
