作り笑いが14 ページ16
Aside
やっと終わった見習いへの座学。困らせてしまったみたいだしめんどくさいが今度何が渡した方がよさそうだ。
見習いがいったのを確認して私も部屋を出る。
仕事である資材の確認をしなければならない。資材は倉庫で管理しており、鍵も私が管理している。資材は刀剣男士を顕現するときに必要だし、手入れの際にも使われる。刀剣男士が持って帰ってくることもあるから近侍が管理していたのだ。私はいつも数字での管理しかしていなかった。
鍵を開けると整理整頓された資材倉庫。いつもきれいにしてくれたらしい。念のため持ってきた資材個数の書かれた紙も持ってきた。
どうやっていたか分からないがなにごとにも挑戦が重要である。数の確認して、使用数と合わせていく。すべて合っていたが今日は遠征に行っている部隊があるからそれで数を合わせれば大丈夫だろう。
次に食料も見ておかないといけない。少なくなってきたら買い出しに行かなければならない。それも近侍に任せていたことを思い出した。
「やってしまった」
「なにがやってしまったんだ」
いきなり後ろから声をかけられてびっくりした。腰ぬかしそうだった。笑顔で振り向くとそこには山姥切国広がいた。
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作者名:一ノ瀬ミルク | 作成日時:2022年9月18日 0時