20 ページ20
カウンターに戻ると
岸さんが紫耀くんの顔を見て
ホッとした笑顔で
紫耀くんを抱きしめにきた
「良かった…紫耀…」
皆の空気がわからなくて
カウンターに目を向けると
ジンさんが手招きしてくれた
「紫耀…人目のある所で仕事のスイッチが切れなかったんだ。俺たちの前でもずっとアイドル顔…壊れるかと思った」
「眉間に皺は？」
「その顔してた？なんだ…心配して損した」
どういうこと？
「しんどいってことですか？」
「悩んでるから聞いて…の顔」
あれが？
スッピンが見るに堪えないぞって顔じゃ無かったのか！
「はいはいはいはい、岸くんがグループ内恋愛禁止って言ったんやろ。これ以上抱き合ったら恋が芽ばえるで」
廉さんが二人を引き離して
「ぁあ、席替えしよか…ゆうちゃんが端がいいって言ってたから、その横をかけてジャンケンでもしよか」
廉さんの提案に海人さんが
「じゃぁ岸くんは紫耀とジャンケンね。俺たちは三人でやって勝った人同士でジャンケンしよ。紫耀…わかった？」
「……うん…ありがとう」
「お礼はまだ早いで〜俺らの勝者とジャンケンせなあかんねんから」
何故かジャンケン大会が始まる
その間に自分のドリンクを用意してると
「上手くガス抜き出来たみたいだな」
「浜田…紫耀くん結構ヤバかったんだね」
「紫耀の負担はでかいからな。じゃぁ、友達の付き合いになりそうだから俺から釘刺しとくわ」
恐らく私の仕事の役割の事だ
そこまで必要あるかな…
「…友達てのは社交辞令で言ったかもよ？」
「社会経験ないからな。お前をムチャさせない為にも、大人はリスクを提示してやらないとな」
「……結局浜田の狙い通りに動いてる自分がムカつく」
「紫耀のは予想外だぞ。お前紫耀に惚れてるだろ」
「………なんでよ？」
「その沈黙が物語る〜…上辺の言葉じゃ警戒されるだけだからな。本気じゃなきゃ、あぁはならないだろ？…俺がムリヤリどうにかしてやろうと思ってたんだけどな…助かった」
「よっしゃぁ〜!!」
ジャンケンの勝者が決まったみたいだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しろ(プロフ) - こころさん» いつもありがとうございます！やっとドキドキまで来たので、ここからは好きな彼の表情や姿で想像して下さいね！こっからはネチネチいきます(笑) (2022年1月24日 19時) (
レス) @page36 id: 5865d39538 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - めっちゃドキドキします(^｡^)毎日の更新されているか見に来るのが日課になってて楽しみです！ (2022年1月24日 9時) (レス) @page35 id: f2c5e943bf (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - かつみさん» ありがとうございます！いえいえ！ご明察通りでした。読んでくださる方で、わかって頂けた方がいて…不謹慎かもしれませんが、嬉しいです(o^^o) 何時までも彼らが大好きです(*´艸｀)ｷｬ (2022年1月18日 15時) (レス) id: 5865d39538 (このIDを非表示/違反報告)
かつみ(プロフ) - 謝らないでください〜、別にイヤとかそんなんじゃなく私が思ってる昔Jrにいた方なのかなーって思っただけで。こちらこそすみません(>_<) (2022年1月18日 13時) (レス) id: 7b9e68d6e2 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - かつみさん» コメントありがとうございますm(_ _)m 一応活動されてる方を選びましたが不評あれば名前変えます(汗) 彼の出来ない事をフォローできるホテルはこのメンツかなぁ…と思っただけですm(_ _)m 大好きですm(_ _)m (2022年1月18日 9時) (レス) id: 5865d39538 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しろ | 作成日時：2022年1月4日 15時
