【無題】06 (ページ14)

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0.45cm 01(乙) ページ14

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綺麗なお姉さんが好き。

そう公言しているけど隣にいてほしいのは可愛い子。

ちょうど、今横に座ってる子みたいな。

｢私、顔になにか着いてますか？｣

｢ううん、着いてないよ｣

｢そっか｣

ふぅん、って言いながら気恥しそうに
指をモジモジさせてる姿が
何ともいえず可愛い。

｢Aさ、それわざと？｣

｢え、どれですか？｣

不思議そうに首を傾げる様子も可愛い。

やること全部が可愛く見えて仕方がない。

｢それ。｣

そう言いながらモジモジしている指に触れる。

｢それから、これも｣

首を傾げるAの頬を指でつつく。

｢え、えっと･･･どれでしょうか･･･｣

そうだよね、わかってやってたら
こんなに惹かれない。

指でつついていた頬をそっと撫でて顔を近づける。

｢あの･･･おついちさん･･･｣

｢なに？｣

コツンと額をくっつけて
真っ赤になっていく顔を至近距離で見つめる。

｢その、えっと･･･ちょっと、近い気が･･･｣

｢そう？俺、Aとの
パーソナルスペース狭いから｣

んふふ、困ってる困ってる。

押し返したり手振りほどいたり抵抗しないから
おついちさん、つけ上がっちゃうよ？

｢俺としてはもっと
パーソナルスペース狭くしていきたいんだけど｣

｢スペースなくなりますよ･･･｣

｢Aとの間のスペースなんていらないから｣

もうわかってるよね、俺が言いたいこと。
ここまで言っても抵抗しないなら
もうそれは･･･

｢？！お、おついちさん･･･！｣

軽く重ねた唇。
そっと腰に腕を回して引き寄せる。

｢Aは、この距離感いや？｣

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