八ノ怪怪ー亀薬ー(肆)/九ノ怪−実冤−(壱) ページ32
コ「3人のォ『手』が欲しいのォ」
芦「てっ」
今度は『手』をご所望ですか!!
−Kamiyama side−
芦「『手が欲しい』って店の仕事を手伝って欲しいってことだったんですね」
作業をしながら芦屋くんが言った
芦「手を狩ろうとしてるのかと思いました」
安「あの言い方は確信犯だろ。お前遊ばれてんぞ。反応ハデだから」
なぜ私たちがお手伝いをしてるのかというと
シ「薬作りか忙しくて在庫確認とか棚の整理ができてないんじゃよーッ」
コ「私たちは店の奥で仕上げ作業をしてるからァ2人には店の仕事をお願いしていい?」
ということで今3人で店のお手伝いをしてます!
安「ん?やっぱりねぇな」
「どうしたの?」
安「この棚の1段分の在庫表だけ抜けててねぇんだよ。シズクに確認してくるか・・・。お前らは作業続けてろ」
貴/芦「うん/はーい」
イツキが作業場に行く
芦「それにしてもいろんな薬の材料がありますね」
「そうだね。ここは薬の種類が豊富だからね。その分材料も多いんだよ」
2人で駄弁りながら仕事を進める
えっとー
これがここで、これがあっちだっけ?
バサッ
ん?
音のする方を見ると芦屋くんが外へ駆けていくのが見えた
「ちょ、芦屋くん!?」
追わないと!!
タッタッタッタッ
あ!イツキに言うの忘れた!!
もう、いいや!言ってる暇なんてない!
芦屋くん、足早くない!?
どこ行ったの!?
早く見つけないと、芦屋くん隠世初めてだから1度迷ったら戻れなくなっちゃう!
−No side−
その頃芦屋は・・・
泥棒と間違われ、カピバラ(?)と交渉していた
−Ashiya side−
カピバラ「有り金全部渡せば今回のところは見逃してやるぜ?どうだ悪い話じゃないだろ?」
芦「あっ、そうだ」
この間安倍さんに隠世のお金もらったんだった!
カピバラに全額見せた
芦「あのーこれで全額なんですけど、交渉成立しますか?」
カピバラ「決裂だこの野郎!小銭なんぞ出すとはなめやがって!」
カピバラがナイフを振り回してきた
芦「待ったァ!!待った待ったッ」
「物怪庵って近頃は主と女の奉公人だけだとウワサで聞いたが」
「じゃあ男の奉公人はいないってことか?」
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みき茶(プロフ) - ユキナさん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2019年1月21日 15時) (レス) id: 9d371a00b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 作品とても面白いです!いつも楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2019年1月20日 22時) (レス) id: 2523bf0056 (このIDを非表示/違反報告)
みき茶(プロフ) - ラビッツさん» 初めまして!お気に入り登録ありがとうございます。実際に感想が聞けるのはとても嬉しいです!できるだけ更新したいと思います。これからもよろしくおねがいします! (2019年1月12日 18時) (レス) id: f9fc16cb97 (このIDを非表示/違反報告)
ラビッツ(プロフ) - こんにちは初めましてみき茶さん。初めてみき茶さんの作品を読ませていただいています。私も不機嫌なモノノ怪庵が大好きでお気に入りに登録させていただきました。いや〜面白いです。これからも作品作り頑張って下さい。体調にもお気を付け下さい。 (2019年1月12日 12時) (レス) id: ece3e5eb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みき茶 | 作成日時:2017年12月12日 18時