二ノ怪−蟻犠−(参) ページ11
イツキと一緒に教室の外に出る
安「そこ退いて」
女子「あ、はい」
安「物怪庵 来い」
ガッ
芦「ネクタイっ!?締ま・・・!」
芦屋くんが妖怪に引っ張られる
「蒼人」
安「!? おい!A!」
「はい、お嬢何でしょうか」
「ごめんね、急に呼び出して。あの妖怪、少しの間でいいから動き止めてくれる?」
蒼「はい」
キーン
安「芦屋!今のうちに中に入れ!」
芦「はい!」
芦「ここは昨日来た茶室!」
芦「あっ、そうだ!神山さん、その人は・・・?」
蒼「お嬢、この方は新しい奉公人ですか?」
「うん。芦屋花繪くんっていうの。芦屋くん、この子は蒼人。んー、なんて言ったらいいんだろ。私の式神みたいな感じかな」
「他にもいるんだけどまたあとで説明するね それよりあの妖怪たちだよ」
蒼「お嬢、私の意見で良ければあの妖怪たちは分身ではないかと」
安「分身?」
蒼「はい。あの小さな体にあの力は大きすぎる」
「だからあの妖怪には親がいるってこと?」
蒼「はい」
なら、どこかに親がいるなら場所が分からないと
安「あの妖怪に会ってみねぇと目的が何なのか分かんねぇ」
どうやったら親の場所がわかるかなぁ
ドア開けたらあの妖怪たちがいるだろうし
「あ、蒼人。ごめんね、もう戻っていいよ」
蒼「はい。では失礼します」
スッ
安「俺は
イツキ?
安「祓ったら呼びに来る」
芦「待って!オレも行きます!」
安「はぁ?何がしたいんだお前は!祓ってくれって言ったり祓うなって言ったり自分も行くって言ったり!」
安「来てもエサにされるくらいだろうが!」
芦「だから“エサ”になります」
「!?芦屋くん、それは危険だよ」
芦「オレが囮になってあの妖怪の巣まで行ければ親玉を見つけられるかもしれない」
「それはそうだけど・・・」
安「さっきまで震え上がってた奴が何言ってんだ」
芦「もち超コワイです」
芦屋くんはガクガク震えている
安「だったら(芦「でも」」
芦「安倍さんや神山さんだって怖くないわけないですよね」
安/貴「!」
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みき茶(プロフ) - ユキナさん» ありがとうございます!これからも頑張っていきます! (2019年1月21日 15時) (レス) id: 9d371a00b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ - 作品とても面白いです!いつも楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2019年1月20日 22時) (レス) id: 2523bf0056 (このIDを非表示/違反報告)
みき茶(プロフ) - ラビッツさん» 初めまして!お気に入り登録ありがとうございます。実際に感想が聞けるのはとても嬉しいです!できるだけ更新したいと思います。これからもよろしくおねがいします! (2019年1月12日 18時) (レス) id: f9fc16cb97 (このIDを非表示/違反報告)
ラビッツ(プロフ) - こんにちは初めましてみき茶さん。初めてみき茶さんの作品を読ませていただいています。私も不機嫌なモノノ怪庵が大好きでお気に入りに登録させていただきました。いや〜面白いです。これからも作品作り頑張って下さい。体調にもお気を付け下さい。 (2019年1月12日 12時) (レス) id: ece3e5eb52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みき茶 | 作成日時:2017年12月12日 18時