Multicolored box

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『 裕太？何でここに住むことになってんの？俺いいって言ってないよな？てか、今初めて聞かされたわけだし 』

「 ダメなの…？(´；ω；`) 」



あー！！何で泣きそうなんだよ！これじゃ俺が悪者みたいじゃん！



『 裕太…よく聞いて？突然メンバーから今日から裕太の家に住むからって言われたらどうする？ 』

「 ん〜？そんなのダメ、すぐ追い出す 」

『 ん、だよね。それを裕太は今、俺にしてるんだよ？ 』

「 ガヤは俺のこと追い出したりしてないよ？ 」

『 あー…それはね、流石にできないから。』

「 だから俺はここに居ていいってことでしょ？」

『 そうじゃなくて…俺にもね？色々とあるからさ… 』

「 …彼女来るから俺が居たら邪魔ってこと？ 」

『 彼女なんていないからそれはいいんだけど…さすがにね、恋人同士とかなら同棲もありだろうけどさ…俺たちただのメンバーじゃん？ 』

「 恋人同士ならいいの？それなら俺ガヤの恋人になる！ 」



はぁ⁈ 何言ってんのこの子は！ちゃんと意味わかってんのかな…



『 裕太…自分が何言ってるか分かってる？』

「 わかってるよ〜？俺ガヤのこと好きだから恋人になる！そしたらここに住んでいいんでしょ？」

『 裕太の好きはlikeでしょ？恋人はloveじゃなきゃダメなんだよ？』

「 へ？らぶだよ？」

『 え⁈ love？うそだ… 』

「 俺はらぶなの！だから問題ないの！ここに住むの！」



いやいや…この子ここに住みたいだけでそんなこと言ってんでしょ？


ちゃんと言い聞かせないと…



『 裕太？ここに住みたいから言ってるんじゃない？恋人同士になったらキスしたりそれ以上のことだってするんだよ？本当に俺と出来るの？』



突然黙ったかと思ったら、すごい悲しそうな顔で俺の膝の上に乗ってきて静かに唇が重なった…


え…今何が起きてる…？


ゆっくりと唇が離れればそのまま肩に顔を埋めてぎゅーっと抱き着いてきた裕太は少しだけ震えてるような気がする


あー…マジか。


そんな裕太が可愛く思えちゃう俺は何なんだろう



「 らぶだもん…ガヤのバーカ 」

『 ん…わかった…ごめんな 』

「 俺ガヤの恋人になるもん…ここに住むもん… 」

『 ん、わかった 』

「 えっ⁈ いいの⁈ 」



ガバッと音がしそうなほど勢いよく起き上がった裕太が目をキラキラさせてこっち見てる…


なんか犬みてー(笑)


不思議な始まりではあったけど、俺の気持ちは最初から決まってたんじゃないかな。


玄関の扉を開けた時に

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