大丈夫ですか。 ページ45
｢おーけー！トイレはそこデ〜ス！｣
｢あ、おおきにー｣
リビングのドア越しに会話が聞こえる。
インターホンが鳴り、相手がわかった瞬間ジョディさんは嬉しそうな顔をした。
そして、対する私は最悪だとため息をついた。
そこで帰りたいと私はすぐさま申し出たが、ジョディさんは、クールキッドとは色々話したいから付き合ってくれと言ってきた。
2人で話せばいいじゃんと思ったのは私だけじゃないと思う。
それでも帰してくれそうな雰囲気はないから大人しくジョディさんの言われるままにしておくことにした。
しかし、ジョディさんはすぐに玄関のドアを開けることはなく、なぜかお風呂上がり姿に変えて玄関に出た。
そんな色気のある格好をコナン君にみせてどうするのよと思いながらも、でも中身は健全な男子高生だったと思い出し止めることはしなかった。
｢A！今から外食することになったわ！あなたとクールキッドは仲良いみたいだし大丈夫よね？｣
｢えぇ、まぁ大丈夫ですけど。｣
｢それじゃ私、着替えてくるからちょっと待ってて!!! ｣
リビングに戻ってきたジョディさんはそう言い残して着替えるためにまた自室へと戻った。
私とコナン君が仲が良いのはバスジャックの時になんとなく気づいたんだろうな。
けど、ジョディさんコナン君に私もいること言ったのかな？
漏れて聞こえていた会話からすると言ってなかった気がするんだけど。
っていうか、会話の内容に“おおきに”なんていう関西弁があったような……
まさかとは思うけど、訪ねてきたお客さんっコナン君だけじゃなくてあの西の高校探偵もいるんじゃ…
ーーガチャ。
｢え？Aさ……じゃなくてAお姉さん!?｣
｢なんや、この姉ちゃん工藤の知り合いか？｣
突然開かれたリビングの扉の方をみるとそこには東と西の名探偵がそろっていた。
てか、新一がせっかく私のことを“お姉さん”に直したのに服部くんは思いっきり“工藤”って言っちゃってるし。
それに対して新一が焦るのかと思いきや、私がここにいるのがあまりにも気になっているようで服部君の声は聞こえていないようだ。
ほんとこれでよくバレてないよなぁ。
そんなんで、この先大丈夫なのかコナン君。
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青龍 葵(プロフ) - 脱字があります！「すぐ帰ります」で「…ちょっと○○そんに会って欲しい奴がいるんだ」の『○○そんに』とは何でしょうか？ (2018年7月26日 17時) (
レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - 零さん» 返事おくれました！嬉しいコメントありがとうございます！頑張ります！ (2017年5月7日 23時) (レス) id: fb8724423b (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - いつも楽しみに読んでます！！続編も頑張って下さい！ (2017年4月30日 21時) (レス) id: f4f2fc359b (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - 唯さん» ありがとうございます！ (2017年4月30日 19時) (レス) id: a2b81a1195 (このIDを非表示/違反報告)
唯 - とっても面白いです!!更新頑張って下さい (2017年4月25日 3時) (レス) id: 0cdca89a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祐
| 作成日時：2017年3月30日 23時
