何かしてあげたいです。 ページ23
｢こんにちはー。お邪魔しますね｣
｢おぉAくんか!!久しぶりじゃのう!!｣
｢えぇ、お久しぶりです博士｣
はい、そうです博士とは知り合いです。
コナン君がまだ新一の頃に出会いました。
たまに新一の家から本を借りるついでにゲームをしていたのがなつかしい。
案外博士のつくるゲームって面白いんだよ。
まぁ、それはおいといて…
｢それで？コナン君、私に会わせたい子って？｣
｢あの子だよ!!!｣
コナン君が指さす方向にはソファにうずくまっている茶髪の女の子がいた。
紛れもない、灰原哀ちゃんだ。
｢………へぇ、なんだか大人びてる子だね？｣
｢そっ、そうだね!!!灰原哀って言うんだ！｣
｢哀ちゃんかぁ……それで？私はあの子とお話したらいいの？｣
｢うん！僕じゃあんまり話してくれないからさ……｣
本当に原作とちょっと違う展開な気がする。
むしろ哀ちゃんはコナン君は信頼してるってイメージなんだけどなぁ……
いや最初の頃はこんな感じだった？うーん…思い出せない。
それにしてもコナン君話してくれればいいって簡単に言うけどさぁ…
蘭ちゃんにも心を開いてないのに、私なんかに心を開かないと思うんだけど……
((し、新一っ。やっぱりAくんには無理なんじゃないかのぅ？ほれ、哀くんも少し怯えているようだし…))
((ばーろー。いつまでも怯えてちゃ何も始まらねぇんだよ。それにAさんなら大丈夫だっつーの))
((そ、そうかのぅ？))
あの、そこの2人会話丸聞こえだから。
新一って言ってるの聞こえてるからね？
まぁ、でも取り合ってても仕方ないし…
とりあえず哀ちゃんに話しかけてみよう。
明美さんを助けられなかった分この子に何かしてあげられたら……
｢……向かい側座っていい？｣
｢………。｣
うん、返事なし。
ダメって言われてないから座るけど……って、え？
向かい側に座って哀ちゃんの顔が見えて気付いた。
……すごく酷い顔してる。
きっと眠れていないのだろう。
それにたぶん悲しみを吐き出せなくて心の奥に留まっている。
｢………コナン君っ｣
｢えっ、なぁに？｣
｢私、哀ちゃんと2人きりで話したいんだけど……だめかな？｣
そう言った瞬間、私以外の全員が驚いた顔をした。
｢えっ、い、いいけど…｣
｢じゃあ、博士と一緒にどこかに出かけておいで？｣
｢う、うん分かった。｣
よし。これで2人きりだ。
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青龍 葵(プロフ) - 脱字があります！「すぐ帰ります」で「…ちょっと○○そんに会って欲しい奴がいるんだ」の『○○そんに』とは何でしょうか？ (2018年7月26日 17時) (
レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - 零さん» 返事おくれました！嬉しいコメントありがとうございます！頑張ります！ (2017年5月7日 23時) (レス) id: fb8724423b (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - いつも楽しみに読んでます！！続編も頑張って下さい！ (2017年4月30日 21時) (レス) id: f4f2fc359b (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - 唯さん» ありがとうございます！ (2017年4月30日 19時) (レス) id: a2b81a1195 (このIDを非表示/違反報告)
唯 - とっても面白いです!!更新頑張って下さい (2017年4月25日 3時) (レス) id: 0cdca89a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祐
| 作成日時：2017年3月30日 23時
