IDOLiSH7｢俺たちの先輩がっ！｣TRIGGER「アイドル辞めてっ！」Re:vale「社長になる！？」 (ページ10)

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第９話ページ10

　
　
　
　
　
祖父「紹介しよう、私の孫娘･･･」

心を、決めなきゃ･･･

ﾊﾟﾁﾝｯ

A「よし･･･」

ベールを外すと、扉が開き、会場の客は私を見てざわついている

誠也「お嬢様、お手を」

A「ありがとう･･･」

階段を降りて二人の間に

祖父「華月Aだ」

A「お初にお目にかかります皆様、まだまだ至らぬ事ばかりですが、よろしくお願い致します」

祖父「そして、Aから大事な発表があるそうだ」

A「はい、私華月Aは･･･

今年一年をもって芸能界を引退します」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･

A「突然このような事を申し上げ、申し訳ありません

ですが聞いてほしいのです
皆様去年のニュースで華月グループ次期社長候補の離婚を見た方も多いと思います

次期社長候補は一応私の父でした

ですが父は母との離婚を余儀なくされ、私の兄も勘当され、二人の跡取りが居なくなりました

その時からいつか私にもこの時が来ると思い、覚悟はしていました

まさかこんなに早くなるとは思いませんでしたが･･･
でも伯父はガンで、不安のなか病気と闘ってる今、私に出来ることはただ１つ･･･

跡を継ぐことだと考えました

だから私は悔いてません

だからどうか、悲しまないで

私の為にも笑っていてください」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯ

祖父「では堅苦しい話は終わりにし、皆様グラスを」

私たちにもシャンパンの入ったグラスを受け取り

祖父「明けましておめでとう！乾杯っ！」

『カンパーイ！』

階段を降りていくと、一番下に･･･

うわぁ･･･怒ってる･･･

今にも怒りそうな千がいた･･･

降りないでそこに突っ立っていると千が上がってきて･･･

千「どうして何も言ってくれなかったっ、僕はそんなに頼りないかっ、僕は君の助けになれないのかっ！」

A「違うっ！そんなことないっ！私はいつも千に支えられてたっ･･･千が居たから、どんなに傷ついても、挫けても、頑張れた･･･頑張れたんだよ･･･千」

ﾎﾟﾛｯ

千「っ！･･･ごめん」

ﾌﾙﾌﾙ･･･

A「パーティーの後、時間くれる･･･？」

千「君の為ならいつでも僕の時間をあげるよ」

そういうと何故か手を出されて･･･