第5話 龍side ページ6
ー龍sideー
俺たちは今普段は絶対着ないような服
えっと、タキシードって言うんだっけ・・・
それを着て社長の前に立たされています
八乙女「いいか、華月グループは世界にも通じてる大企業だ
下手に粗相してみろ、ここが潰れる可能性だってある
絶対にへまをするな、わかったな!」
龍「はい」
楽「話はそれだけか」
天「なら行こう」
ガチャ、バタンッ
龍「でもなんで俺達が呼ばれたんだろうね?」
楽「大方、自分の力を示すためだろ」
天「そうとも限らないよ、華月グループの傘下会社の商品とかのクレームがついたらすぐに対処したりしてて誠実だから」
龍「へぇ、でも確かにいい商品が多いよね、どんな人が社長なんだろう」
天「さあね」
あれ、そういえば・・・
龍「Aちゃんも華月だよね?あれって芸名なのかな?」
楽「そういえば聞いたことなかったな」
天「流石に芸名でしょ、本当にAさんが華月の人なら隠すでしょ」
楽「そりゃそうだろ、あんな大企業の娘が芸能活動してるってバレたら普通連れ戻されるだろ」
龍「そうだよね」
でも、誠也さんって言う執事がいて、別荘も持ってて、普通の子よりなんだか大人びてて・・・
「・・・・・う、龍っ!」
龍「!?ごめん、考え事してた」
楽「そうか」
天「車来たみたいだからそろそろ行こう、入り時間ももうすぐだから」
龍「そうだね」
楽「あぁ」
迎えに来てくれた車でホテルに行って、ちょうど着くと二つ先の車から降りてきたのは二人の女性・・・
うわぁ、綺麗な人・・・誰だろ・・・
二人いる内の一人はベールをしていてよく見えない・・・
けどとても綺麗だと言うことはわかる・・・
天「どうしたの龍?」
龍「あ、あそこの女性が凄く綺麗だなぁって思って・・・」
真ん中に座ってる天が俺の方に寄って窓から二人を見ている
天「そうだね、凄く綺麗な人達だね、あ、中入った」
龍「もしかしたら後で会えるかもね」
天「そうだね」
楽「とりあえず天普通に座れ、前に進めないだろ」
天「わかってるよ」
そして車を降りて邸に入った・・・
でも俺はさっきのベールの女性が頭に残ってる
なんでだろう、俺はあの女性を知ってる気がする・・・
ー龍side終ー
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2016年12月3日 1時