第３２話 ページ33
三月「目だよ！目っ！さっき思っきり押さえてただろ！今だって！」
A「･･･あれってまさか中継･･･？」
一織「はい」
A「マジ･･･」
紡「それより手当てしないとっ！見せて下さいっ！」
A「ごめんね」
紡「大丈夫ですっ、少し失礼しますね･･･っ！」
手を退かしたら紡は黙ってしまった･･･
A「紡･･･？」
紡「Aちゃん血がっ！止血しないとっ！」
そこに
？「変わります、紡様は救急箱を」
A「誠也･･･」
誠也「だから言っただろっ！危険だって！」
A「･･･ごめんなさい」
誠也「顔に傷なんてアイドルとしてあるまじき事･･･ましてやAの顔に傷なんて･･･」
紡「持ってきましたっ！」
誠也「ありがとうございます」
そして誠也に消毒されて止血されて
誠也「･･･もしもし奥様、今すぐこちらに来てもらうことは可能ですか？･･･ありがとうございます、お待ちしております
ということで奥様にちゃんと診てもらいましょう」
A「う･･･はぁい･･･」
それから１５分しないうちに
「ここでいいのかしら？」
誠也「わざわざ申し訳ありません奥様」
母「いいのよ、自分の子だもの･･･おでこから瞼の傷酷いわね、目開けられる？」
A「痛いけどね、ん」
母「目も充血してるじゃない！、蒸しタオルって用意できますか？」
誠也「只今ご用意いたします」
誠也「お待たせしました」
母「ありがと･･･痛いけど我慢してね」
A「ひぃっ！･･･いっっ･･･」
母「瞼は神経が敏感だから、痛いのはしょうがないの」
誠也「本日の生放送はどうしましょう？」
母「そうねぇ･･･私からしたら休ませたいのだけど･･･メイクでどうなるレベルじゃないからね･･･」
私は痛くて喋りたくない、そう思っていたら
「私から提案してもいいですか？」
誠也「一織･･･構いません」
一織「今は衣装に合わせた眼帯などありますが目はそれではダメなのですか？」
誠也「･･･本日は貴方たちとの生放送、同じ着物です、それを一人だけ･･･いや、出来るかも知れない
少々お待ちください」
そう言って部屋を出ていった･･･
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年12月3日 1時
