第21話 ページ22
千とのダンスを終えて、誠也にママが呼んでると言われ、千と離れた
A「お母様」
母「Aっ、ダンスとても美しかったわ!」
A「ありがとう、それで?」
母「ああ、壮ちゃんに会いたいんだけど、連れていってもらっていい?他の方々がいて行きづらくて・・・」
A「いいよ、お母様だけで行くとまともに話すら出来ないと思うしね」
母「ありがとう」
ママを連れて、周りの人に聞きながらIDOLiSH7の所に
A「あ、居た居た・・・壮っ!」
壮五「Aさんっ!、っ!?鏡花様っ!?」
母「久しぶりーっ!こんなに大きくなって!」
ギュー
壮五「きょっ、鏡花様っ、く、苦しい、です・・・」
母「ああ、ごめんなさい、嬉しくてつい」
壮五「っ!、お久しぶりです鏡花様」
母「鏡花様だなんて、昔みたいに鏡花伯母さんでいいわよ」
壮五「いえそんなっ!畏れ多いですっ」
母「そんな恐縮しなくていいのに・・・大変だったわね壮ちゃん、私たちの耳にも届いてたわ」
壮五「そうですか」
母「私もお父様も心配してたの、壮ちゃんはAと同じでワガママを言わない子だったから」
壮五「そうですか・・・?」
母「そうよ」
二人の会話を聞いてると
トントン
A「ん?なに大和」
大和「説明してくれ、今これはどういう状況?」
A「どういうって、お母様が壮に会いに来て話してる」
大和「・・・Aの母さんとソウは知り合いなのか?」
A「あれ?それは聞いてないの?私と壮は幼なじみ、お母様とお祖父様にも壮は目を掛けてもらってたの」
大和「へぇ・・・んで大体の事はミツとソウから聞いた、お前はそれで良いのか?」
A「ええ、私は5年も自由を貰った
もうこれ以上ワガママは言えないよ・・・
元は私も壮と同じ、勘当される身だったの、だけどお祖父様とお母様が後継者を二人も追い出して、私を守って華月で居させてくれた
だからその恩返しもしなきゃ、ね」
大和「さっき話してたのは訳アリなのか?」
A「大アリね、何れ真実もわかるかもね」
いつかは、バレると思う・・・
だって、私が所属していた声優事務所が吐けば終わりだからね・・・
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2016年12月3日 1時