第13話 ページ14
天「こんなAさんを知ってるのは僕たちTRIGGERとRe:valeだけ、そう思うとなんか嬉しくて」
A「嬉しい・・・?」
天「うん、他の誰も知らない、僕たちしか知らないAさんを知ってるってことが嬉しいんだよ」
A「あははっ、天は可愛いねぇ、こんな私を知って嬉しいって・・・他の奴なら『俺の理想と違うっ!』とか言いそ
て言うかそもそも素まで妖艶なままとか絶対無理だから」
天「でもAさんは素でも妖しさはあると思う」
A「そう?」
天「うん、だって今がそうだよ、ドレスのせいもあると思うけど仕事してるときと変わらない・・・」
そう言ってる天の頬は少し赤かった・・・
A「まぁ、女は着飾れば誰だってそうでしょうね」
そう話していると・・・
〜♪♪〜♪〜♪〜♪♪♪〜
A「ダンスの曲が始まったか・・・
じゃあ私は逃げる、じゃ」
じゃあね、そう言おうとしたのに
天「待って」
ギュッ
A「!?」
手を握られて・・・
天「・・・僕と踊らない?」
A「!、ふふ、いいよ」
天と手を合わせ直してダンスの輪に入った
A「意外・・・天がワルツ踊れるなんて」
天「そう?僕も踊るのは初めてだけど案外出来るものだね」
A「ふふ、流石はTRIGGERの九条天、出来ないことなんてないんじゃない?」
天「僕だって出来ないことはあるよ」
A「そう」
天「けど、踊れてよかった・・・
こうやって、少しの時間でもこんな近くで、Aさんを独り占め出来るのは嬉しい・・・」
A「っ///もう、天のたまにあるデレにはやられるわ・・・///」
天「べ、別にデレた訳じゃ・・・///」
A「ふふっ、可愛い」
天「可愛くない///・・・でも、Aさんが笑ってくれるなら・・・(ボソ」
A「最後なんて?音楽が近くてよく聞こえなかった」
天「何でもないよ」
そう言った天は、柔らかく笑って私を見ていた・・・
一方、私と天がダンス中・・・
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2016年12月3日 1時