検索窓
今日:24 hit、昨日:16 hit、合計:25,016 hit

誘拐 2 ページ37

倒れたAの腹部からじわーっと染みでる血

「次はお前だ」

血に染ったナイフを向けてくる

刺されてからも、俺のところへ来ようとしてるA

その時、パトカーのサイレンが鳴り響いた

警察
「警察だ」

シルク
「マサイ!遅くなった!」

あまりの多さに、と男たちは初め抵抗してたものの観念したようで捕まった

警察
「大丈夫ですか?」

マサイ
「はい……っ!A!」

紐を解かれ、到着した救急車に運ばれていく

マサイ
「A!A!!」

必死に呼んでも、応えはない

「中で手当します。乗ってください」

モトキ
「はぁはぁ…行って!」

ンダホ
「あとから…行くから!」

……

手首や足首には紐で摺れた跡があって、近くで見ると…全身刃物で切られた跡が幾つもあった

マサイ
「っ……」

病院につくと、中へ運ばれていくA

ンダホの車でシルク達が来た

ンダホ
「誘拐されたって……」

マサイ
「俺がついてれば………くそっ……」

モトキ
「マサイも傷、大丈夫?」

マサイ
「あぁ…」

ドアが開いて、医師が出てきた

「腹部に刃物で刺された跡がありましたが、手術で傷口を塞ぎました。かなり深かったので…完治するまでに時間がかかります。他の傷も手当しましたのですが、無理に動かすと傷口が開いてしまう可能性があるので、目を覚めされましても安静にとお伝えください」

マサイ
「ありがとうございます……」

病室へ行くと、点滴に繋がれ酸素マスクつけていて、規則正しく呼吸していた

マサイ
「っ……」

シルク
「…泣くな」

マサイ
「………」

シルク
「Aがそんな顔みたら、余計に心配すっぞ?」

傍に行って手を握ると、

マサイ
「A!」

ゆっくりと閉じていた瞼を開けた

シルク
「大丈夫か?」

モトキ
「よかった」

ンダホ
「A、大丈夫?」

俺らの問いに頷きで答えてくれる

『マサ、イ……大丈夫…?……いっ!』

起き上がろうとして、痛みのあまり顔をゆがめる

マサイ
「俺は大丈夫。無理に起きちゃダメだ。傷が開いちゃう…安静にって先生が言ってた」

『わかった……』

ふぅ…と息をついて再び目を閉じたA

シルク
「俺ら帰るな。お前はそばに居てやれ」

マサイ
「おう」

誘拐された!?って思った時はほんとに焦った…

あいつら…絶対許さねぇ……

でも、1番はAの意識が戻ってよかったこと

傷の無い頬にそっと、キスをした

過保護になりそうかもな

ドッキリ! 1→←誘拐 1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ライア(プロフ) - Nさん» ありがとうございます!ww (2019年7月24日 7時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
N - ぐふふ…どれもこれも最高じゃねーか…(情緒不安定すぎる…wぐふふ…←) (2019年7月24日 4時) (レス) id: f343a7c66b (このIDを非表示/違反報告)
ライア(プロフ) - ハヤテさん» 了解です!ありがとうございます! (2019年7月21日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - リクエストになるかは分からないんですけど、作者さんが考えたお話も見たいです。あと、マサイがメンバーと動画で離婚ドッキリを仕掛けるが、夢主がショックをうけて倒れるお話をお願いします (2019年7月21日 23時) (レス) id: 2fb5b32da8 (このIDを非表示/違反報告)
ライア(プロフ) - アイスさん» 了解です!ありがとうございます! (2019年7月21日 21時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ライア | 作成日時:2019年6月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。